【建設業界とICT③】3DMCと3DMGの違いとメリット・デメリットについて

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現在、建設業界では、ICTの導入が盛んになっています。
その中でも今回は3DMCと3DMGについて解説します。
言葉を聞いたことあるけど、うまく説明できないという人、必見です。
コスト削減、人材不足問題を解消させるICTとは?

ICTとは「Information and Communication Technology」の略称。
つまり、情報通信技術の意味で建設業界では情報化施工のことを言います。
今までバラバラで行っていた調査や施工、監督や検査などをインターネットやシステムを活用してデータを統合することで、建設現場での作業を効率化させることです。
これによって品質管理、コスト、施工を合理的に管理することができ、人手不足の建設業界に大きな役割を果たします。
また、行政としても補助金制度を確立するなど、これらを推し進めており、これから建設現場では欠かせないものになっていきます。
ICTを支えるものとして、ICT建機と呼ばれるものがあります。
主に、3DMC(マシンコントロール)と3DMG(マシンガイダンス)があります。
これらについて詳しく解説していきます。
3DMCと3DMGのメリットとデメリット
3DMCはマシンコントロールの略称で建機の自動運転のようなイメージです。
この技術によって、今まで各オペレーターに頼っていた腕や勘に頼ること無く、精度の高い施工が可能です。

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また施工開始から終了まで、データに基づいて行われるため、無駄な動作を省くことができ、燃料の省力化につながることができます。
3DMGはマシンガイダンスと言って建設現場においてナビゲーションシステムの役割を果たします。
それによって建材の位置や施工現場の位置を把握することができます。
またミリ単位でその施工現場の情報を把握することも可能で、かなりの精度が期待できます。
今までは、オペレーター席から降りて、実地を確認していた場面においても、コンピューター画面上で確認できるようになり、効率化が進んでいます。
これらの技術のデメリットとしては、このシステムにかかる費用が高額であること、ある程度のオペレーターの技術や知識を求められることになります。
最新技術の導入は難しくない
新しい技術を取り入れるのは、各作業者が今までのやり方を変えるということで抵抗があるかもしれません。
しかし、現状では、コンピューターを使った施工のほうが高精度、かつ短時間での施工が可能です。
ほとんどのシステムは操作性にも優れており、すぐに慣れることができるでしょう。
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