建設業にとって重要な工程管理について詳しく解説!

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「工程管理は現場監督の仕事」と思っていませんか。それは決して間違ってはいませんが、完璧に正しいわけでもありません
なぜなら、一般作業員が工程管理の考え方を理解していれば、現場監督が組み立てた工程管理がスムーズに運ぶからです。
現場監督は、作業員たちに工程管理を教えていきましょう。そして、作業員たちは工程管理を学んでいきましょう。
工程管理は現場監督の重要な仕事

現場監督は、建設業法では主任技術者や監理技術者と呼ばれていて、その責務は次のように定めています(建設業法第26条の3)。工程管理は現場監督の大きな仕事のひとつであることが分かります。
- 施工計画の作成
- 工程管理
- 品質管理
- 技術上の管理
- 技術の指導監督
そして、建設工事に従事する人たち(作業員たち)は、現場監督の指導に従わなければなりません(建設業法第26条の3第2項)。
つまり、現場監督は工程を管理しなければならず、作業員たちは工程管理に従わなければならないということです。それが現場監督の責務と作業員の義務なのです。
工程管理で「最小の費用で最大の生産」を上げる
工程管理の究極の目標は、最小の費用で最大の生産を上げることです。
現場監督の工程管理の具体的な業務は次の通りです。

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- 計画を立てる
- 品質を確認する
- 原価を確認する
- 工事の進捗状況を確認する
- 損害を想定する
- 経営を考慮する
建設工事では、「偶然うまくいく」ことも「偶然利益が出る」ことも許されません。現場監督と作業員に求められるのは「計画とおりにうまくいく」ことであり「予定とおりの利益が出る」ことです。
「P、D、C、A」で現場を回す
工程管理の基本は「計画(Plan)」「実施(Do)」「検討(Check)」「処置(Action)」のPDCAです。
実際の工程管理の流れとPDCAのそれぞれの場面でやることは次の通りです。
工事開始 ↓ | ||||
計画 ↓ | ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ | 全体工程表と部分工程表をつくる | ||
実施 ↓ | ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ | 工事の指示、監督をする | ||
検討 ↓ | ↑ ↑ ↑ ↑ | 進捗状況を把握し計画とおりに進める | ||
処置 ↓ | 改善したり工程表を見直したりする 状況によっては計画や実施、検討に戻る | |||
工事完成 |
まとめ
建設現場の規模が大きくなるほど工程管理の重要性は増します。なぜなら、小さな現場の小さなズレは小さな損失にしかなりませんが、大きな現場では小さなズレが積み重なって大きな損失になってしまうからです。
工程管理のスキルは短期間では獲得できないので、腰を据えて取り組むことをおすすめします。
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