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未経験・女性でも施工管理になれる!メリット・デメリット・注意点と女性が活躍している事例と企業まで解説

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公開日時 2025.06.17 最終更新日時 2025.06.17

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「施工管理」と聞くと男性の仕事というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。しかし、近年は未経験から施工管理になる女性が増えています。

建設業界全体で女性の活躍を推進する動きがあり、加えて当社をはじめ施工管理未経験の女性を積極採用する企業も増え、女性が施工管理を目指せる環境が整いつつあります。

※参考:4人に1人が女性技術社員!夢真で女性が定着する秘訣はフォロー体制

この記事では、未経験・女性が施工管理を目指す際のメリットやデメリット、必要な準備、実際の体験談、働きやすい企業情報まで、気になるポイントを解説します。


監修:株式会社夢真

施工管理技術者・CADオペレーターなどの人材派遣・転職支援45年以上のパイオニア。2025年1月 ホワイト企業認定「ゴールド」取得。取引先顧客者数1908社。

施工管理技術者の在籍数6500名以上(未経験者の採用数:年間2300名以上)
国家資格保有者数:1000名以上


目次

未経験・女性でも施工管理が目指せる!

冒頭でも書いたように、未経験・女性でも施工管理になることは十分に可能です。ここでは当社での実例も元にして、根拠データとともにその理由を6つ解説します。

  • 女性の活躍を国と建設業界全体で推進しているから
  • 建設業界が人手不足だから
  • 現場環境やサポート体制が改善されているから
  • 未経験者向け研修・資格取得支援が充実してきたから
  • 女性ならではの強みが活かせるから
  • 女性施工管理技術者同士のネットワークが構築されているから

女性の活躍を国と建設業界全体で推進しているから

まずは国と業界全体が女性の活躍を推進し、後押ししているのが最も大きな理由です。

この背景には、後述するような建設業界全体での人手不足があり、国土交通省は平成26年以降、「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」や「女性の定着促進に向けた建設産業行動計画」を策定し、建設業界団体と連携しながら女性の入職・定着・活躍を促進する取り組みを進めてきました。

さらに、女性活躍推進法の改正(2015年制定、2016年4月施行)などもあり、企業が女性採用や活躍推進に積極的に取り組む動機となっています。

この記事を書く当社・株式会社夢真も女性社員を積極的に採用、定着推進に努めており、現在では在籍する施工管理技術者のうち31%が女性社員です(※参考データ)。

未経験から女性の施工管理を積極的に採用している企業例は後ほど詳しくご紹介しますが、このように国・建設業界をあげて女性の活躍を推進しているので、女性かつ未経験でも施工管理になれると言えるのです。

建設業界が人手不足だから

2つ目の理由は、直前でも触れたように建設業界全体が深刻な人手不足が続いているためです。施工管理技術者や職人など現場労働者の確保が大きな課題となっています。

たとえば、厚生労働省が発表している一般職業紹介状況(令和5年7月分)によれば、建設業に関わる職種は下記のように非常に高い求人倍率があります。

  • 建設・土木作業従事者:8.53倍
  • 建築・土木・測量技術者:6.96倍

この背景には、建設需要の高まりやベテラン技術者の高齢化・退職が影響しています。本来であれば経験豊かな技術者を採用したいところですが、そうした即戦力になれる人材が市場に不足していることから、企業は未経験者を積極的に採用し育成することで人材を確保しようとする動きが顕著になっています。

そのため、未経験からでも施工管理の仕事にチャレンジする機会が大きく広がっていると言えます。

現場環境やサポート体制が改善されているから

女性が働きやすい環境の改善が進んでいるということも、未経験から施工管理に挑戦する女性が増えている要因となっています。

まず現場環境でいうと、女性用トイレや休憩スペースの設置が例としてあげられます。国土交通省や業界団体が女性専用の仮設トイレ・更衣室や休憩スペースの設置を推進しています。

特に国土交通省は平成29年度から予定価格70,000千円以上の工事に快適なトイレ設置を義務付け、近年は価格制限を撤廃し、すべての工事で取り組みを進めています。

こうした取り組みの結果、「女性専用トイレを設置している」「女性専用更衣室を設置している」「女性に適した安全保護具(作業服、安全帯、ヘルメット、安全靴等) を用意している」などの取り組みを行っている企業が増えているとの調査結果が出ています。

従来は施工管理や建設業=男性社会で働きづらいイメージがありましたが、このように女性も働きやすいように環境が改善されてきています。

※参考資料

未経験者向け研修・資格取得支援が充実してきたから

女性・男性に関わらずですが、前述のように建設業界の人手不足から、多くの企業が未経験者向けの研修やOJTを充実させることで、専門知識やスキルの習得や資格取得をサポートする動きを取っています。

たとえばピックルコンストラクション株式会社では、1か月間の座学研修プログラムを経て、少人数制での実践的な現場研修を実施。さらに社員全員が「施工管理技士」資格を取ることを目指した資格取得支援制度を充実させています。(※参照元:ピックルコンストラクション株式会社

また、当社・株式会社夢真でも研修・OJT制度を充実させており、約2週間の入社時研修、実際の現場を想定した模擬現場がある研修施設「夢真トレーニングセンター」での実技研修さらにeラーニングによる資格取得支援制度も備え、2023年実績では1,500名を超える女性技術社員が在籍しているという実績があります。

※参照:産休・育休から復職した女性技術社員は4年間で2.4倍!業界最大手だから実現できる働きやすい環境

事実、国土交通省の調査によれば、建設業における女性技術者の数は2015年度の4,986人(4.5%)から2024年度には16,898人(10%)へと約3倍に増加し、割合も倍以上になっています。

※参考資料

女性ならではの強みが活かせるから

次に、女性ならではの強み-特にコミュニケーション力や気配りの細やかさなどが施工管理の現場において活かせるという理由も考えられます。

たとえば馬内DK株式会社の事例では、女性社員が管理職に登用されてからは現場作業員のモチベーションUPや事故率の低下という結果が出ており、この背景には女性社員の方のコミュニケーション能力やリーダーシップの高さがあるとの報告があります。

※参照元:建設業界の未来を担う 女性社員&管理者の活躍事例

また別の例では、三和建設株式会社では2023年に創業76年目にして初めての女性所長・中嶋さんの事例が紹介されています。同氏は「チームビルディング」を重視し、協力会社や現場の仲間たちと日々丁寧にコミュニケーションを重ねることで、現場全体の信頼関係を築くことに成功しています。ここからも女性ならではの思いやりや感謝の気持ちを持って接する姿勢が見てとれます。

※参照元:三和建設、創業76年目で初の女性所長による建物が竣工〜社員の成長と可能性を信じ、誰でも、何歳からでも挑戦できるステージを〜

女性施工管理技術者同士のネットワークが構築されているから

最後に、女性施工管理技術者同士のネットワークが構築され始めていることも理由のひとつです。

たとえば国土交通省では2018年に「建設産業女性定着支援ネットワーク」を設立。全国で39団体・約4,500人規模で活動しており、女性技術者や技能者同士が情報交換や相談、キャリア形成支援を行っています。

※参照元:国土交通省 建設産業女性定着支援ネットワークの取り組み

この流れは各都道府県単位でも起きており、平成28年度には都道府県ごとに女性建設技術者のネットワークが形成され、自治体別に交流会やセミナーを開催して女性技術者同士の交流を促す取り組みが行われています。

※参照元:国土交通省 女性定着 促進に向けた アクション プログラム

なお、企業単位でも女性同士の交流の場を設ける取り組みは行われていて、当社・株式会社夢真でも女性技術社員の活躍推進プロジェクト「ゆめ小町」があり、定期的に意見交換・交流会や懇親会を開催しています。(当社に所属する女性施工管理技術者の多くは未経験からはじめて建設業にチャレンジした方です)

※関連記事

このように、国や自治体単位だけでなく、企業内でも女性の施工管理技術者同士のネットワーク構築に力を入れており、より「未経験からでも女性が働きやすい場作り」が進んでいるのです。

未経験・女性が施工管理になるメリット

ここまでご紹介してきた内容・データを踏まえて、未経験・女性が施工管理になるメリットを解説します。

職場復帰・キャリア継続がしやすい

建設業界は人手不足で復職希望者を歓迎する傾向が強く、国土交通省の調査でも建設業の女性技術者の出産・育休後の職場復帰率は65.4%と高い水準です。

当社・夢真では施工管理技術者として復職する選択肢の他に、復職に際して「職種の変更」が可能です。たとえば施工管理の経験を活かしてCADオペレーターや建設事務への職種変更を行った例もあり、こうした理由からも職場復帰・キャリア継続がしやすい業種・職種であるといえ、未経験・女性でも働きやすいのです。

※関連記事:産休・育休から復職した女性技術社員は4年間で2.4倍!業界最大手だから実現できる働きやすい環境

細やかな視点で安全・品質管理に貢献できる

一般的に女性は細かい部分によく気が付く傾向があるため、現場の危険や異変を早期に察知しやすいとされています。

そのため施工管理の業務の中でも特に「安全管理」と「品質管理」において有利にはたらくと考えられます。

ヒヤリハット活動や安全衛生面でのチェック、丁寧な改善提案など、女性ならではの視点が現場の安全・品質向上に役立つため、たとえ業務未経験でもこの細かい部分によく気が付くという点は女性が施工管理のしごとをする上でのメリットになるでしょう。

コミュニケーション力や共感力が活かせる

施工管理は多様な関係者と調整・打ち合わせを行う仕事です。一般的に女性は男性と比較して高いコミュニケーション能力や共感力を持つとされ、現場の雰囲気を和らげたり、関係者との信頼関係を築きやすいというメリットがあります。(上記の三和建設株式会社の例しかり)

こうした特性が「女性が施工管理に向いている理由」として現場で評価されています。

性差のない評価と高い給与水準

施工管理職は年齢や性別に関係なく実力や成果で評価される職業です。資格や実績に基づいて給与が決まる傾向が強いため、女性でも男性と同様にキャリアアップや昇給のチャンスがあります。

2025年時点での建設業の平均給与について、厚生労働省の「毎月勤労統計調査」国税庁の平均給与データによると、建設業全体の平均年収は529.1万円から565.3万円程度とされています。

このように、施工管理は性別による不当な評価が少なく、努力やスキルが正当に報われる職種であると言えます。

未経験・女性が施工管理になるデメリット

逆に未経験・女性が施工管理になるデメリットもあります。

女性専用設備が不足している(トイレや更衣室など)

女性の割合が増えてきているものの、建設現場は伝統的に男性中心です。そのため女性用トイレや更衣室などの設備はまだまだ十分に整っているとはいえません、

厚生労働省の「建設投資、許可業者数及び就業者数の推移」によると、工事現場に女性専用トイレがないと回答した企業が50%強にのぼっています。

こうした環境面の不備は、女性にとって大きな不便やストレスとなる可能性があります

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体力的な負担が大きい

施工管理は屋外での作業や現場の巡回、時には重い資材の運搬など体力を要する場面が多いしごとです。

また、夏場の炎天下や冬場の極寒といった過酷な気象条件での屋外作業もありますので、より体調管理が難しい場面も少なくありません。

こうした事情から体力面で「体力が必要とされる」「力仕事や屋外作業が多い」といった声が多く、体力に自信がない人には負担となることがあります。

男性主体の職場文化への適応

建設業界は男性社会であることは何度か触れましたが、これは職場の雰囲気やコミュニケーションの取り方にも言えます。

たとえば「男性と同じように働かないと認められない」という風潮がある現場もあったり、現場での雑談でも男性同士のノリや上下関係が強調されやすく、女性が入りづらい雰囲気が生まれやすいこともあります。

こうした事情から、女性が職場になじめない、孤立感を覚える、男性とのコミュニケーションに苦労するなどの課題が指摘されています。

美容や健康面への悪影響

先程、屋外での作業が多いと指摘しましたが、それは体力面だけでなく、日焼けや、ホコリ・騒音などの問題も起こりやすいです。こうした問題は美容や健康面への影響を及ぼすことにもなり、女性にとっては大きなデメリットになるともいえます。

特に日焼けや肌荒れ、髪や衣服への汚れなど、女性特有の悩みが生じやすい点がデメリットとして挙げられています。

未経験・女性が施工管理として活躍するための注意点

続いては女性が未経験から施工管理として活躍するための注意点を解説します。

建設業界や施工管理の基礎知識を学んでおく

ここまで何回かふれたように、施工管理の職場はまだ男性中心の文化なのが現状です。そのため、建設業界の文化をある程度理解しておくことで就職前後のギャップを減らせます。

業界の現状を理解した上で、現場で求められる役割や課題を把握し、加えて建築や土木の基礎知識、施工管理の流れ、安全管理、スケジュール調整などの専門スキルを予習しておくことで研修などもスムーズに入ることができるでしょう。

実際に当社が行っている未経験者向けの研修でも、研修を通して成長できる人や満足感を得られる方の多くは事前にある程度の予備知識を得ていることが多いです。

女性社員の採用実績がある企業を選ぶ

女性の施工管理技術者のロールモデルや、社員同士のネットワークがある職場を選ぶと、悩みや課題を相談しやすくなります。

また、女性が多い現場や、女性の採用・定着に積極的な企業を選ぶのもポイントです。企業のコーポレートサイトや採用サイト、オウンドメディアなどで積極的に女性採用や女性社員の活躍について発信をしているか等を確認するとわかりやすいでしょう。実際に企業を訪問して女性社員がいるか、活躍しているかなどを肌で体感することでより確かなものになるでしょう。

女性が多い企業ほど、女性向けの福利厚生(産休・育休、女性専用設備、時短勤務など)が整っているかの判断基準にもなります。

なお、女性の施工管理の採用に力を入れている企業は後述しますので参考にしてみてください。

健康管理と体力づくりをしておく

風邪をひいたり体調を崩さないよう自分の健康状態を知って整えておくこと、また、長時間の作業にも耐えられる体力づくりも欠かせません。

建設現場での業務は日常的に体力を必要とすることがほとんどです。現場を歩き回ったり、階段の上り下りや、資材の運搬など長時間の立ち仕事が多いだけでなく、これを夏の炎天下や冬の厳しい寒さなど厳しい気候の中で行うことになります。加えて、プロジェクトによっては早朝や夜間、休日出勤が必要になることもあります。

日々、疲労が蓄積しやすい働き方なので、ウォーキングなどの有酸素運動や筋力トレーニングを日常的に取り入れて体力をつけたり、食生活や睡眠の質を整えたりして、健康管理と体力づくりに努めましょう。

柔軟な心構えと前向きな姿勢を持つ

最後に心構えについてです。施工管理は専門知識が要求され未経験からの挑戦には困難もあります。そのため、積極的に学び、失敗を恐れずチャレンジする姿勢を持っておくことが何より大切です。

建設現場は日々変化し、予期せぬトラブルや課題に直面することも少なくありません。そんな仕事に未経験から挑戦することは、最初のうちは知識や経験が不足しているのでうまく対処することができなかったり、不安に思うこともあるでしょう。

しかし、たとえ未経験からとはいえ失敗を恐れず一歩ずつ学ぶ姿勢や、現場の流れを観察し柔軟に対応する心構えが、成長と、一緒に働くメンバーからの信頼につながります。たとえば、分からないことを素直に質問したり、先輩や職人のやり方を積極的に吸収することで、現場での人間関係が円滑になり、チームの一員として認められやすくなります。

また、前向きな姿勢で責任感を持って仕事に取り組むことで、リーダーシップや問題解決力が身につき、現場の信頼や評価も高まります。このような姿勢は、困難な状況でも自分を成長させ、キャリアアップややりがいの実感につながる大きなメリットとなります。

実際に未経験・女性で施工管理になった人の声

次に、実際に当社・株式会社夢真で活躍している女性社員の声をいくつかご紹介します。

どの人も未経験から施工管理に挑戦し、活躍されている人ですので参考になるかと思います。

女性技術社員Mさん(土木現場・入社3か月)

「稼働前と稼働後のギャップはそれほど感じていませんが、作業着の汚れが最初は気になりました。今は仕事後に着替えるので気にならなくなりました。フォロー担当が女性だったのでとても話しやすいです。フォロー担当がいなかったら小さなことは我慢して相談できなかったと思います。職長さんが定期的に声掛けをしてくれるし、同期や職人さんも優しく面白い方が多いです。みなさん、妹や娘のように接してくれるので、楽しく仕事ができています。今後は資格も取得して、もっと経験をつんでいきたいです!」

参考ページはこちらです。

施工管理のSさん(懇親会インタビュー)

「フォロー担当の方は3ヶ月に一度雑談をしてくれたり、困った事があった時にはすぐ対応してくれるから助かっています。また懇親会があったら参加したいです!」

参考ページはこちらです。

接客業から転職した女性技術社員のBさん(施工管理技術社員インタビュー)

「私は接客業からの転職で、最初は本当にやっていけるか不安でした。けれど、現場で「ここはBさんにお願いします」と信頼して任されるようになると、すごくやりがいを感じます。最初はただ指示通りに動くことしかできませんでしたが、少しずつ自分で考えて対応できるようになってきて、信頼されることが大きな励みになりました。」

参考ページはこちらです。

施工管理が未経験の女性が知っておきたい知識

その他、ここまでご紹介してきた以外で施工管理が未経験の女性が知っておきたい知識をまとめました。

施工管理の仕事内容

施工管理とは、簡単にいうと建設現場で工事に関わる管理監督を行う仕事です。より詳しくは下記の「管理業務」が施工管理の主な仕事内容です。

業務項目業務内容
品質管理建設物、施工の品質に関わる管理
工程管理建設工事の進捗に関わる管理
原価管理建設工事の進捗に関わる管理
環境管理建設工事に伴う周辺環境の管理
管理に関わる業務書類作成・申請、事務処理等

より詳しくは下記記事をお読みください。

※関連記事:【施工管理とは】仕事内容や資格についてわかりやすく紹介します

未経験から施工管理になるのはやめとけと言われる理由

「施工管理は未経験からなるのはやめとけ」という意見が聞かれることもあります。その主な理由は下記のとおりです。

  • 長時間労働と不規則な勤務になりがちだから
  • 専門知識・経験ゼロからの学習負担が大きいから
  • 大きな責任とプレッシャーがつきまとうから
  • 気象条件や現場環境など厳しい条件で働く必要があるから
  • 関係人口が多くコミュニケーションが難しいから
  • キャリアアップや将来性の面で不安だから

より詳しくは下記記事で解説していますので合わせてお読みください。

※関連記事:未経験から施工管理はやめとけ?5つの理由と後悔しないための対策

女性が未経験からでも施工管理に挑戦しやすい企業例

最後に、未経験から女性の施工管理技術者を積極採用している企業をご紹介します。

大成建設株式会社

企業名大成建設株式会社
女性社員の採用に関する数字・女性技術者比率:11.3%(2023年度)
根拠資料https://positive-ryouritsu.mhlw.go.jp/practice/detail?id=123https://www.taisei.co.jp/about_us/dei/diversity/gender_equality/

女性の施工管理職への登用を積極的に進め、育児休業や短時間勤務、再雇用制度など両立支援も充実。現場での女性技術職の比率増加に取り組んでいます。

2007年から女性活躍推進に本格的に取り組み、女性社員の採用拡大と職域拡大、能力開発支援、働きやすい環境整備を進めており、2030年までに新卒女性比率30%以上、女性技術者比率15%以上、2025年までに女性管理職数を2015年比で10倍といった目標を設定しています。

その結果2024年には女性管理職が402名(10.3倍)、女性技術者比率11.3%を達成しました。男性社員も巻き込んだ職場環境改革やライフイベント支援策も充実しています

なお、大成建設株式会社の施工管理の求人は当サイトでも扱っていますのでご覧ください。

清水建設株式会社

企業名清水建設株式会社
女性社員の採用に関する数字・女性従業員数:2,107名/11,364名(2024年度)
根拠資料https://www.shimz.co.jp/company/about/diversity/women/data/

清水建設株式会社は、女性の現場技術者(施工管理職)を積極採用し、キャリア支援や女性専用設備の整備、両立支援制度を拡充しています。

2009年にダイバーシティ推進室を設立して以降、女性活躍推進を全社的に展開しており、女性の新卒採用(毎年100名以上の採用を維持)や管理職登用を積極的に進め、2024年4月時点で女性管理職は224名、女性従業員は2,107名に増加しています。

女性向けフォーラムや育児支援制度、柔軟な働き方の導入など、環境整備とキャリア支援を両立し、女性が長く活躍できる体制を整えています。

なお、清水建設株式会社の施工管理の求人は当サイトでも扱っていますのでご覧ください。

株式会社夢真

女性社員の採用に関する数字・女性技術者の在籍比率:31%・中途採用の候補者の半分は女性
根拠資料https://www.yumeshin.co.jp/data/https://tobcolumn.yumeshin.co.jp/cat-5/2324/

最後に、当社・株式会社夢真もご紹介させてください。ここまで説明してきたように当社は女性の施工管理技術者やCADオペレーターを積極採用しており、女性社員同士の交流促進なども行っています。

2021年から女性技術社員の積極採用を進め、今や在籍する技術社員のうち3人に1人くらいが女性という高い比率を実現しています(建設業界平均は18%)。業界に先駆けて女性施工管理技術者やCADオペレーターの採用を拡大し、直近2年間で女性社員数は15%増加。

2023年には女性技術社員の活躍推進プロジェクト「ゆめ小町」を発足し、女性フォロー担当者を2倍に増員。女性同士の交流や相談体制も強化し、定着率向上と働きやすい環境づくりを推進しています。

施工管理は未経験でも女性でも関係なくチャレンジできる!

以上のように、未経験・女性でも関係なく、施工管理になることは十分可能です。建設業界はかつて男性中心の職場文化が根強い分野でしたが、近年は多様性推進や人手不足を背景に、未経験者や女性の積極採用・育成が進んでいます。

資格取得や研修、そして実務経験を積むことで幅広いキャリアパスも開けます。体力や職場環境への不安も、健康管理や準備、女性の先輩やネットワークの活用で乗り越えられるでしょう。

なお、どこの企業がいいのか…と迷ってしまったら、ぜひ当社・株式会社夢真の面談に一度来てみませんか?当社は、女性技術社員の積極採用と育成に業界トップクラスで取り組んでおり、在籍技術社員の4人に1人が女性という実績を持ちます。女性社員同士の交流機会の増加、女性フォロー担当者も増員しており、未経験からでも安心して挑戦し、成長できる環境が整っています。


当サイトの記事は基本的には信頼性に足る情報源(公共機関や企業サイト、または専門家によるもの等)をもとに執筆しており、情報の正確性・信頼性・安全性の担保に努めていますが、記事によっては最新の情報でない場合や情報の出典元表記や正確性が充分でない場合があります。予めご了承ください。

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