施工管理の面接で聞かれる質問は?おすすめの例文や逆質問などを紹介


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施工管理として転職を考えている方の中には、面接時の質問に不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。
面接時の質問は企業によって多少の違いはあるものの、大枠は同じなので対策をしておくと安心です。
本記事では、施工管理の面接でよく聞かれる質問について解説したうえで、おすすめの例文も紹介します。
逆質問や面接時の注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
施工管理の面接でよく聞かれる7つの質問
施工管理の面接でよく聞かれる質問には、以下の7つがあります。
- 自己紹介
- 退職理由や転職理由
- 志望動機
- 職歴・スキル
- キャリアプラン
- 他社の選考状況について
- 転勤や出張の可否
質問の概要と回答時のポイントを詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
施工管理の面接準備や対策方法について詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
※関連記事:施工管理の面接準備や対策方法は?伝えるべきポイントや注意点も紹介
1.自己紹介
面接では、初めに自己紹介を求められます。
自己紹介を行う際には、名前を伝えてから職務を簡単に説明し「本日はよろしくお願いいたします」といったような流れで話します。
職務経歴をかんたんに説明する際には、職務経歴書の職務要約で書いた内容をコンパクトにまとめて伝えましょう。
職歴や資格などはのちほど詳しく聞かれるので、最初の自己紹介は1〜2分程度にまとめるとベストです。
2.退職理由や転職理由
自己紹介後には、退職理由や転職理由を聞いてくる場合が多いでしょう。
企業が退職理由や転職理由を聞く理由は「応募者が自社とマッチするか」や「前職と同じ理由で退職するリスクはないか」などを確認するためです。
回答する際は、履歴書や職務経歴書に記載した内容をベースにすると、一貫性を保ちながら伝えられます。
ただし「給料が安い」「残業が多い」といったネガティブな理由を伝えると、マイナスイメージを持たれる恐れがあります。そのため、ポジティブな理由に変換してから伝えましょう。
たとえば、転職して実現したいことを説明し、そう思った背景や根拠となるエピソードを伝えると面接官にも熱意が伝わります。
3.志望動機
志望動機は、応募者の思考や希望が自社にマッチしているかを確認するための質問です。
志望動機を回答する際には、なぜこの会社に応募しようと考えたかを理由だけでなく背景を伝えます。
志望する背景や理由を伝える際には、希望が叶うことだけでなく、応募先企業ならではのポイントに共感している点を話しましょう。
たとえば、理念や大切にしていることへの共感を伝えると説得力が増し、会社にマッチしていると判断されやすくなり、内定をもらえる可能性が高まります。
4.職歴・スキル
面接では、これまでの職歴や保有しているスキルも聞かれます。
職務経歴書や自己紹介から志望動機までに伝えた内容をもとに、深堀りして質問されます。
職歴やスキルを伝える際には、工夫したことや苦労したポイントに加え、成果を交えて伝えましょう。
また、職務経歴書の内容に沿って聞かれることが多いため、記載内容と一貫性を持たせて回答することがポイントです。
アピールするスキル・知識は、すべて伝えるのではなく、応募先と関連するものに絞ることをおすすめします。
5.キャリアプラン
キャリアアップに関する質問は、応募者と企業が将来的にミスマッチが発生しないかを確認しています。
聞かれた際には、今後どのような経験を積みたいか、将来的に行いたい職種やプランを明確に伝えましょう。
ただし、応募先で実現が不可能な希望の場合はミスマッチと判断されてしまうため、実現可能な範囲で伝えることが大切です。
実現可能か判断ができない内容を伝えたい際には「可能であれば」と前置きをしてから話しましょう。
6.他社の選考状況について
面接では、他社の選考状況について聞かれることもあります。
選考スケジュールや内定期限に関して企業が判断をするための質問であり、正直に伝えても問題ありません。
ただし、受けている業界が複数であったり、受けてる企業数が多すぎる場合は関連した企業に絞って伝えるようにしましょう。
すべてを伝えてしまうと、転職軸がないと判断され、志望度が低いと判断されて内定をもらえなくなる恐れがあります。
そのため、他社の選考状況を伝える際には、企業選びの軸や理由を添えて伝えることをおすすめします。
7.転勤や出張の可否
企業によっては、転勤や出張の可否を聞かれることがあります。
募集要項に「全国転勤あり」や「出張あり」と記載されている場合は、面接時に困らないように対応できるか考えておきましょう。
採用されたいからとその場の勢いで答えると、入社後にトラブルが発生してしまう恐れがあります。
そのため、自分で考えるだけでなく家族に相談するなど、検討をしたうえで回答できるようにしましょう。
質問別|面接時に使える回答の例文
面接時に使える回答の例文を以下の5つにわけて紹介します。
- 自己紹介で使える例文
- 退職理由や転職理由に回答する際の例文
- 志望動機を回答する際の例文
- 職歴やスキルを回答する際の例文
- キャリアプランを回答する際の例文
具体的な例文を紹介するので、自分の経験や職歴に応じてアレンジしながら作成してみてください。
自己紹介で使える例文
面接序盤である自己紹介で使える例文は、以下の通りです。
「××と申します。本日はお時間をいただき、ありがとうございます。
現在はマンションや戸建住宅の建築工事をメインに行うゼネコンである、株式会社○○にて約8年勤めていました。
現在は主に戸建住宅の新築工事を施工管理として複数案件担当しています。
担当現場では、顧客との折衝から安全管理・工程管理・品質管理に加え、引き渡しまでをひとりで担当しました。
御社では改修案件に注力していると伺っており、これまでの経験を活かしながら働ける職場だと考え、志望しました。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。」
自己紹介は短時間で自分がどのような人物であるかを伝えるための時間です。
働いている会社の概要や年数、担当案件の詳細と志望理由をコンパクトに伝えましょう。
退職理由や転職理由に回答する際の例文
退職理由や転職理由を紹介する際には、以下のような例文がおすすめです。
「新築工事の経験を多く積めましたが、業界の流れから今後は改修工事が多くなると判断をし、転職を決意しました。
現在の職場では、新築工事を中心に担当しており、ゼロから始める工事をトラブルなく遂行するスキルを身に付けられたと感じています。
しかし、現職では改修工事の経験を積む機会が少ないことに不安を感じ、なるべく早く経験を積みたいと考えて転職活動を始めました。
求人を探している際に、改修工事を中心に行っている御社の求人を見つけ、応募させていただきました。
身に付けている知識や技術を改修工事に活かせるだけでなく、御社が新築工事を請け負うことになった際にも対応できるため、力になれると考えています。」
退職理由や転職理由を伝える際の最重要ポイントは、ポジティブな理由を伝えることです。
ポジティブな理由を伝えたうえで、どのような形で入社後に力になれるかも伝えられると魅力を感じてもらえるでしょう。
退職理由の例文について詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
※関連記事:施工管理の退職・転職理由におすすめの例文3選|円満退職する方法などを紹介
志望動機を回答する際の例文
志望動機を回答する際には、以下の例文がおすすめです。

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「御社を志望した理由は、案件の種類と地域に根差している企業である点です。
先ほどお伝えした通り、業界の動向に合わせて、改修案件の経験を積めることに魅力を感じました。
新築工事だけでなく改修案件の経験を積むことで、さまざまな工事の施工管理ができるようになり、御社の成長にも貢献できると考えています。
また、地域に根差しており、盛り上げていくという考えがある企業なので、この地域で暮らしている自分が貢献できる部分も多いのではないかと思います。
現在の職場では改修案件や地域に根付いた活動が難しいため、これらが叶えられる御社を志望しました。」
志望動機を伝える際には、退職理由や転職理由との一貫性を保つことを意識しましょう。
企業の理念や考え方に共感していることを伝えると、志望度が高いと判断してもらえやすくなります。
職歴やスキルを回答する際の例文
職歴やスキルを回答する際の例文は以下の通りです。
「現在の職種では、戸建てやマンションの新築工事を担当しています。
着工前の工事説明会から、安全管理・工程管理・品質管理まで一括して担当し、トラブルなく遂行しました。
30名ほどの現場を担当することが多く、工期に遅れがでないようにこまめに職人や大工とコミュニケーションを取りました。
仕事に関する話だけでなく休憩時間の雑談も行うことで関係性を構築し、風通しのいい現場作りに注力して働いています。」
職歴やスキルを伝える際には、職務経歴書に記載した担当案件をエピソードを交えて具体的に伝えましょう。
エピソードを伝える際には、工夫したポイントや実績なども細かく伝えることがおすすめです。
キャリアプランを回答する際の例文
キャリアプランを回答する際には、以下のような例文があります。
「可能であれば、改修工事をメインに担当させていただき、経験を積みたいと考えています。
現場経験を通して自身のスキルアップにつながることはもちろんですが、御社の業績にも貢献できます。
また、新規工事を行う場合は、自身の経験を他の施工管理担当者にも伝え、将来的にはマネジメントにもかかわっていきたいです。」
キャリアプランを伝える際には、どのような経験をしたいかを明確にしておきましょう。
入社後3年以内と5年~10年後というように、時期をわけてキャリアプランを伝えると面接官もイメージを持ちやすくなります。
施工管理の面接時におすすめな3つの逆質問
施工管理の面接時におすすめの逆質問には以下の3つがあります。
- 意欲をアピールする質問
- 業務に活かせる性格や経験に関する質問
- 認識に間違いがないか判断するための質問
逆質問とは、面接官に対して行う質問であり、入社にあたって不安な部分を解消するための手法です。
会社に対する理解度や意欲などを伝えられるので、参考にしながら実践してみてください。
1.意欲をアピールする質問
逆質問をする際には、以下のように意欲をアピールすることをおすすめします。
- 入社前に学んでおくべきことはありますか?
- 施工管理技士以外に活かせる資格やスキルはありますか?
- 入社後はどのような業務から始める可能性が高いですか?
このような質問をすれば、入社までの期間に準備する意欲があり、入社後にも努力する姿勢をアピールできます。
加えて、入社後も意欲的に働いてくれるのではと考えてもらえる可能性もあるので、好印象を与えられるでしょう。
2.業務に活かせる性格や経験に関する質問
面接では、業務に活かせる性格や経験に対する以下のような逆質問もおすすめです。
- 慎重で何事も細かく確認する性格ですが、活かせる業務はありますか?
- 施工管理技士だけでなく、電気工事関連の資格も保有していますが、活かせる実務はありますか?
性格や資格、経験を業務に活かせることに関連させて質問をすることがポイントです。
業務に直接関係ない質問や、初歩的な質問をしてしまうと、施工管理の知識が少ないと判断されマイナスイメージをもたれるので注意しましょう。
3.認識に間違いがないか判断するための質問
認識に間違いがないか確認するために、以下のような逆質問をすることもおすすめです。
- 社内で長く活躍されている方の共通点はありますか?
- 御社の繁忙期は何月頃ですか?
入社後にギャップを感じることを避けるために、気になる事柄は逆質問にて確認しましょう。
ただし、逆質問をする際、内容によってはタイミングや言葉選びには十分気をつける必要があります。
たとえば「御社の繁忙期はいつですか」ではなく、「残業は多いですか」と聞くとマイナスイメージを持たれる恐れがあります。
逆質問を検討している方は、言葉選びと質問のタイミングを見極めてから行いましょう。
施工管理の面接時の注意点
施工管理の面接時の注意点には以下の2つがあります。
- 逆質問の内容は気を付けよう
- 答えにくい質問でも適当に答えない
2つの注意点について紹介するので、トラブルが発生しないように確認しておきましょう。
逆質問の内容は気を付けよう
逆質問はいいイメージを与える可能性が高いですが、内容には気を付けましょう。
たとえば、以下のような逆質問はNGです。
- 待遇や条件についての質問
- 事前に調べればわかる質問
- 面接の中で一度話した内容と同じ質問
- 受け身の姿勢が伝わってしまう質問
これらの質問をすると、志望度が低いと感じられたり、条件面だけで応募先を選んでいると判断されたりする恐れがあります。
面接の最後にマイナスイメージを持たれてしまうと、挽回する機会がなくなり、落とされる可能性が高まるため注意しましょう。
答えにくい質問でも適当に答えない
面接を受ける際には、答えにくい質問が来ることもありますが、適当に答えないようにしましょう。
面接時の質問には、その場の判断で適当に話し始めたり、黙り込んだりしてはいけません。
面接官は面接のプロなので、適当に答えていることや自信がないことなどを見透かされてしまい、面接に落とされる可能性があります。
すぐに答えられない内容の場合は黙り込むのではなく「少し時間をいただけますか?」と伝えて時間をもらい、考えてから答えましょう。
適切な回答が難しい場合は「勉強不足で答えられません」と素直に答えると、好印象を与えられます。
施工管理の面接に不安がある方は例文を参考にしながら準備しよう
施工管理の面接を受ける際は、質問内容を把握し、ぼんやりとでも回答を準備しておきましょう。
回答を考える際には、ポジティブな理由にすることやエピソードを交えて具体的に伝えることを意識することをおすすめします。
本記事では、各質問に対する回答の例文を紹介しているので、自分の経験やスキルを当てはめながらアレンジしてみてはいかがでしょうか。
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