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BIMオペレーターの平均年収・給料は?年収を上げる方法も紹介

働く
公開日時 2023.03.31 最終更新日時 2023.10.27

BIMオペレーターとは、BIMというソフトを利用して図面の作成・修正を行う職種であり、資格がなくても働ける点が特徴です。

これからBIMオペレーターになりたい方の中には、BIMオペレーターになったときにどのくらい稼げるのか不安な方もいるでしょう。

本記事では、BIMオペレーターの平均年収について解説した上で、年収・給料を上げる方法を紹介します。

BIMオペレーターになろうとしているものの、どのくらい稼げるのかイメージできない方は参考にしてみてください。

BIMオペレーターとは?仕事内容を解説

BIM(Building Information Modeling)オペレーターの仕事は、設計士の指示をもとにBIMというソフトを使って図面の作成・修正を行うことです。

BIMソフトは建築に使用する資材の強度やコストを登録したり、建蔽率・容積率などの計算ができたりする点も特徴です。

似た職種であるCADオペレーターは主に2次元の製図を行ってから3次元モデルを作成しますが、BIMオペレーターは直接3次元でモデリングを行います。

CADオペレーターの仕事について詳しい内容を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

※関連記事:CADオペレーターの将来性や仕事内容!向いている人の特徴もあわせて紹介

BIMオペレーターが利用するソフト

BIMオペレーターが利用する代表的なソフトは、以下の表のとおりです。

ソフト特徴
Archicad/グラフィックソフト建築に特化したCADソフトであり、JWWやDWG等のソフトとも互換性がある
GLOOBE/福井コンピュータアーキテクトSketchUpで作成したデータを取り込んだり、Google Earthにデータを出力できたりする
Autodesk Revit/AUTODESKBIMに特化した3次元CADソフトであり、同じファイルを共有しながら作業できる
Vectorworks Architect/エーアンドエー概念設計や敷地計画、解析に必要な機能が搭載されている
Rebro/NYKシステムズ建築設備専用CADソフトであり、配管図や電気の配線図の作成に利用できる
TAKAMIYAのBIM/TAKAMIYA仮設工事用のBIMであり、建設現場のVR制作が可能である

上記のようにBIMソフトごとに特徴が異なるため、転職活動時に応募先の企業が利用しているBIMソフトがわかれば事前に操作してみることをおすすめします。

BIMソフトは高価であるため、まずは無料体験版をダウンロードしてBIMソフトを操作してみてください。

BIMオペレーターに向いている人・向いていない人

BIMオペレーターに向いている人・向いていない人の特徴は、以下の表のとおりです。

項目特徴
BIMオペレーターに向いている人・PC操作に慣れている
・同じ作業が苦にならない
・コミュニケーション能力がある・責任感がある
BIMオペレーターに向いていない人・PCの操作が苦手である
・継続して学習することが苦手である
・自分のペースで仕事を進めたい

BIMオペレーターはBIMソフトを日ごろから利用するため、PC操作になれている方や、同じ作業を高いクオリティでこなせる方に向いています。

また設計士や現場のスタッフとやり取りする機会が多いので、コミュニケーション能力がある人もBIMオペレーターに向いていると言えます。

一方でBIMソフトはアップデートが定期的に行われることから、継続して学習することが苦手な方はBIMオペレーターに向いていません。

図面の作成・修正の業務を継続してクオリティ高くこなせる方や、コミュニケーションを円滑に取れる方は、BIMオペレーターとして就職・転職してはいかがでしょうか。

BIMオペレーターの平均年収

BIMオペレーターの平均年収は約330万円〜400万円ほどであり、勤務先やポジションによって変動します。

BIMオペレーターと日本全体の平均年収の違いは、以下の表のとおりです。

項目平均年収
BIMオペレーター約330万円~400万円
日本全体約430万円

(参考:令和元年賃金構造基本統計調査

日本全体に比べてBIMオペレーターの平均年収は低いですが、BIMオペレーターとして実務経験を積んでスキルを高めれば、日本全体の平均年収である430万円以上稼げます。

設計士が作成した図面にフィードバックできたり、BIMを使って素早く図面を作成・修正できたりすれば、年収は上がっていくでしょう。

BIMオペレーターとして年収・給料を上げる方法

BIMオペレーターとして年収・給料を上げる方法は、以下の4つです。

  • 正社員として勤務する
  • 大手企業に就職・転職する
  • 実務経験を積んでスキルを高める
  • 関連資格を取得する

BIMオペレーターとしての年収・給料が低くて困っている方は、上記の中からできることを実践してみてください。

正社員として勤務する

BIMオペレーターとして年収を上げたいときは、正社員として就職することをおすすめします。

転職活動時にBIMオペレーターとしての実務経験がない場合、契約社員のBIMオペレーターとして建築事務所に勤めている方もいるでしょう。

契約社員の雇用形態でBIMオペレーターとして勤務していると、年収が平均より低いことも少なくありません。

契約社員から正社員として登用してもらえるように実績を出したり、正社員として転職活動したりしましょう。

大手企業に就職・転職する

大手の設計事務所やゼネコンに転職・就職すると、請け負う仕事の規模が大きいため、報酬が高くなる傾向にあります。

また大手企業であれば残業代や資格手当を支給してもらえるため、中小企業に勤めるよりも年収が高いです。

中小企業にBIMオペレーターとして勤めていて年収・給料が上がらず困っている方は、大手の設計事務所やゼネコンへの就職・転職を検討してみてください。

実務経験を積んでスキルを高める

BIMオペレーターとして実務経験を積み、モデリング技術を高めることによって、年収・給料を上げられます。

さまざまな難しい案件に対応できるようになることで、BIMオペレーターとしての人材価値は高まります。

またBIMソフトは定期的にアップデートされるため、BIMを使いこなすには業界の最新の動向について把握しておくことも大切です。

勤めている設計事務所やゼネコンでスキルが身につかないのであれば、別の企業への転職を検討してみてください。

関連資格を取得する

BIMソフトに関する資格を取得すると、企業によっては資格手当をもらえるので、年収・給料が上がります。

また資格を保有していることは一定程度のスキルがあることを証明できるので、待遇の良い企業への転職を有利に進められます。

具体的には、以下のようなBIMに関する資格を取得することがおすすめです。

資格特徴
BIMプロフェッショナル認証・building SMART Internationalが実施しているBIMの認定資格
・トレーニング講習後に、認定試験を受験
Revit Architectureユーザー試験・BIMソフトのRevitを提供しているAutodesk社が実施している試験
・出題形式は筆記(選択式)と実技試験
Archicad オンライン認定試験・BIMソフトのArchicadを提供しているGRAPHISOFT社が実施している試験
・出題形式はWebによる多肢選択方式

BIMのスキルがあることを証明したい場合は、BIMに関する資格取得を検討してみてください。

BIMオペレーターには将来性がある

国土交通省が平成27年からBIMの導入を推進しているため、BIMオペレーターの仕事は当分なくならないと言われています。

大手企業から中小企業までBIMを導入できるように、国がBIMオペレーターの人材教育を進めています。

今後BIMを活用して建物の設計図を作成する機会が増えていくと思われるため、BIMオペレーターとしてスキルを高めれば、活躍する場が増えていくでしょう。

参考:建築BIM推進会議 – 国土交通省

BIMオペレーターの年収に関するよくある質問

BIMオペレーターの年収に関してよくある以下の5つの質問に対して回答します。

  • BIMオペレーターには未経験でもなれますか?
  • BIMオペレーターとして正社員になるにはどうすればいいですか?
  • BIMオペレーターになるには資格が必要ですか?
  • BIMオペレーターとして実務経験を積むと建築士になれますか?
  • BIMオペレーターになるためにはどのような勉強方法がおすすめですか?

未経験からBIMオペレーターに挑戦したい方や、BIMオペレーターから建築士になりたい方は参考にしてみてください。

BIMオペレーターには未経験でもなれますか?

転職サイトに未経験歓迎のBIMオペレーターの求人がいくつも掲載されているため、BIMオペレーターには未経験からでも就職・転職できます。

未経験からBIMオペレーターになりたい場合は、BIMに関連する資格を保有していると面接で評価してもらいやすいです。

具体的にはBIMプロフェッショナル認証や、Revit Architectureユーザー試験などの資格取得をおすすめします。

また未経験から正社員として就職・転職することが難しい場合、契約社員として勤めることも検討してみてください。

BIMオペレーターとして正社員になるにはどうすればいいですか?

BIMオペレーターとして正社員になるためには、正社員の求人に応募しましょう。

BIMオペレーターとしての実務経験がない場合は、契約社員として働いてから転職活動することをおすすめします。

またBIMに関する資格を保有していたほうが、転職活動で面接官から評価してもらいやすいです。

BIMオペレーターになるには資格が必要ですか?

BIMに関する資格を保有していなくても、BIMオペレーターになることは「可能」です。

ただBIMオペレーターに関する資格を取得していると、一定程度のBIMのスキルがあることを証明できるため、就職・転職活動を有利に進められます。

資格を取得したい場合は、以下のBIMに関する資格がおすすめです。

資格特徴
BIMプロフェッショナル認証・building SMART Internationalが実施しているBIMの認定資格
・トレーニング講習後に、認定試験を受験
Revit Architectureユーザー試験・BIMソフトのRevitを提供しているAutodesk社が実施している試験
・出題形式は筆記(選択式)と実技試験
Archicad オンライン認定試験・BIMソフトのArchicadを提供しているGRAPHISOFT社が実施している試験
・出題形式はWebによる多肢選択方式

BIMオペレーターになるために資格を取得したい場合は、上記の資格試験の受験を検討してみてください。

BIMオペレーターとして実務経験を積むと建築士になれますか?

BIMオペレーターの実務経験(設計図のトレース)は建築士の受験資格の実務経験には該当しないため、別の業務を行う必要があります。

建築士の試験を受けるために必要な実務経験は、設計図書・施工図の図書と密接に関わり、建築物全体を取りまとめるような業務を指します。

具体的には設計図のトレースではなく、設計事務所内部で使用する標準仕様の作成や、構造計算プログラムの開発などを行わなければなりません。

BIMオペレーターとしての業務が建築士の受験資格の実務経験に該当しない可能性があるため、建築士になりたい方は注意しましょう。

参考:建築士資格に係る実務経験の対象実務の例示リスト(令和2年3月1日以降の実務)|公益財団法人建築技術教育普及センター

BIMオペレーターになるためにはどのような勉強方法がおすすめですか?

BIMオペレーターになるためには、BIMソフトの無料体験版を活用して勉強することがおすすめです。

3DCADを利用したことがない場合は、3DCADのソフトの無料体験版を使って勉強し始めると、効率的にBIMソフトの勉強を進められます。

またAutodesk社の公式YouTubeチャンネルがBIMに関する動画を配信しているので、ぜひチェックしてみてください。

BIMオペレーターの求人なら「俺の夢」がおすすめ

BIMオペレーターとは、BIMというソフトを利用して図面の作成・修正を行う職種であり、直接3次元のモデルを行う点がCADオペレーターと異なります。

BIMオペレーターの平均年収は330万円から400万円ほどであり、スキルのある方であれば日本全体の平均年収である430万円以上稼いでいる方もいます。

年収・給料を上げるためには、BIMの資格を取得したり、大手の設計事務所・ゼネコンに転職したりすることがおすすめです。

BIMオペレーターとして大手企業に転職・就職したい方は、ぜひ当社・株式会社夢真が運営する施工管理に特化した求人サイト「俺の夢」をチェックしてみてください。

当サイトはゼネコン案件を多数取り扱っており、全国に常時6,000件以上の業界最大規模の求人サイトです。

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BIMオペレーターの平均年収は?

BIMオペレーターの平均年収は330万円から400万円ほどであり、スキルのある方であれば日本全体の平均年収である430万円以上稼いでいる方もいます。

BIMオペレーターに関するおすすめの求人はある?

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