電気主任技術者の資格取得を目指す際の勉強法について


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かつては高校の電気科や工学科などで学ぶことができた電気主任技術者の資格。国家資格であり、今後有資格者の需要は高まることがわかっています。そんな中、資格取得を目指して勉強を始めるという方も増えてきました。なかなか認定校がない中、独学で資格取得をするにはどのような勉強法を用いればよいのでしょうか。
資格取得までのフロー
電気主任技術者は毎年9月上旬に試験が行われます。3種が1次試験のみ、2種~1種が2次試験までの設定があります。下位資格を取得していれば、規定の実務経験を重ねることで受験をせずに資格を取得することが可能です。
第3種電気主任技術者の場合、1次試験のみで通りやすいので足掛かりとして受験される方が見られます。ここでは第3種電気主任技術者の受験をメインに記述してまいります。
◇第3種試験は科目試験
第三種では、「理論」「電力」「機械」「法規」の4科目の試験があります。それぞれ独立した試験が行われ、合格基準点に到達した科目は「科目合格」となります。4科目合格の時点で「第三種電気主任技術者試験合格」となります。科目合格点に満たなかった場合でも、2年後の試験まで合格科目の免除を受け、試験に臨むことが可能です。
仕事をしながらでもできる試験合格に向けた勉強法とは?
一般財団法人電気技術者試験センターによると、第三種電気主任技術者試験の平成30年度の合格者率 は9.1%とかなり狭き門であることがわかります。業界未経験者でも取得できる試験ですが、工業高校や工学系の大学などを卒業していないと理解できない項目 が多々あります。電気工事や保安管理の仕事をしているからこそ取得できる試験であると言い換えることもできます。

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◇仕事をしながら試験合格に向けた勉強法
「電力」や「機械」に関する項目は、高校や大学・高等専門学校などで履修した場合や、実務に携わっている場合は試験問題も理解できる内容です。計算や専門用語なども多数出てきますので、何度か過去の試験問題 などをおさらいしていくとよいでしょう。
難しいのは「法規」「理論」に関することではないでしょうか。「理論」は電気に関する当たり前のことが出題される傾向にありますが、よく設問を読むことが大切です。
「法規」に関しては、法規に特化した問題集を準備して問題を解きながら条文を覚えていくといった勉強を行いましょう。
◇2年で資格取得を目指すことも一案
試験そのものに合格できなくても、「科目合格」があれば、向こう二年間の科目免除が認められます。まずは2科目~3科目合格を目指し受験に取り組み、翌年以降不合格科目に重点を置いて勉強をすることも一案です。
まとめ
合格率が低い試験ではありますが、普段の業務内容とリンクする部分が多いので、仕事をしながらといった方でも受験勉強に取り組める内容ではないでしょうか。
過去問を何度も解く・法令を見直すなど少しずつ取り組んでいくことと、長期的な計画を作り取り組むといったことも大切です。
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