型枠解体工の資格:資格取得のメリットと難易度について詳細解説


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コンクリートを流し込むために組み立てた型枠は、コンクリートが完全に固まったあとに解体する必要があります。鉄筋コンクリート造の建物を作るのに欠かせない作業ですが、従事するにはどんな資格が必要なのでしょうか?資格取得のメリットや難易度とあわせて解説します。
型枠解体をするのに資格は必要ない
コンクリートを流し込んだ型枠は、コンクリートが固まったあとは不要になります。そのため、その後の作業を進めるために、型枠はすみやかに解体・撤去されなくてはなりません。
型枠の解体を安全に行うには決められた手順に従う必要がありますが、作業自体は決して難しいものではありません。そのため、型枠解体するにあたって国家資格は必要なく、作業に従事できる年齢に達していれば誰でも行うことができます。
型枠解体の作業をするのに資格はいりませんが、型枠支保工(根太や大引など、コンクリートを打設するときに使う型枠を支持するためのもの)の組立てだけでなく、解体する場合にも、「型枠支保工の組立て等作業主任者」が必ず配置されなくてはいけません。
この「型枠支保工の組立て等作業主任者」とは、労働安全衛生法が定めるもので、労働災害を防止するための作業主任者となるために必要な国家資格です。
「型枠支保工の組立て等作業主任者」資格取得の難易度
「型枠支保工の組立て等作業主任者」となるには、「型枠支保工の組立て等作業主任者技能講習」を修了しなくてはなりません。受講資格は以下の通りです。

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- 型枠支保工の組立てもしくは解体に関する作業に3年以上従事した人
- 大学、高等専門学校もしくは高等学校で土木あるいは建築関連の学科を専攻・卒業し、その後2年以上に渡って型枠支保工の組立てもしくは解体作業に従事した人
- 「型枠支保工の組立て等作業主任者技能講習」規程第1条が定める人
「型枠支保工の組立て等作業主任者技能講習」の受講資格があり、受講さえすれば資格を取得できます。そのため取得の難易度は低いといえるでしょう。
「型枠支保工の組立て等作業主任者」を取得するメリット
「型枠支保工の組立て等作業主任者」を取得すれば、「型枠支保工の組立て等作業主任者」として選任される可能性があります。一型枠解体工としてでなく、主任者として解体作業に従事することができるので、給料が大幅にアップします。
まとめ
型枠解体の作業をするのに資格は不要ですが、解体作業には「型枠支保工の組立て等作業主任者」の有資格者を配置する決まりになっています。取得難易度も低く、主任者として働くことができるので、将来的に取得することを念頭に置いておくとよいでしょう。
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