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管工事施工管理技士とは|管工事施工管理技士の受験資格の違い7選など紹介

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公開日時 2022.07.25 最終更新日時 2024.04.19

こちらの記事では、管工事施工管理技士についてご紹介いたします。

 


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目次

管工事とは

管工事とは、生活に欠かせない配管の設備を設置する工事のことです。 配管の設備がないと、日常生活に欠かせない水洗トイレや水やガス、油が使えません。

夏の冷房や冬の暖房など冷暖房や空気を入れ替える空調が使えなくなります。これらの設備を使うために、配管の設備を設置する工事が必要になるのです。

管工事の種類

管工事には、ガス配管・冷暖房設備・空気調和設備・給排水/給湯設備・浄化槽・衛生設備・管内更生・ダクト・水洗便所設備などの種類があります。 ガス配管工事は、ガス管の引き込みや交換が主な内容になります。

冷暖房設備・空気調和設・給排水/給湯設備工事は、新築施設の設置と設備の改修が主な工事内容です。浄化槽・衛生設備工事は、交換と入れ替えの作業、管内更生工事は、管内の劣化によって機能しなくなった配管を取替える作業になります。

管工事施工管理技士とは

管工事施工管理技士とは、設備を設置する現場での施工や工程、品種・安全を管理する業務ができる国家資格のことです。

管工事施工管理技士は、ガス配管・冷暖房設備・空気調和設備・給排水/給湯設備・浄化槽などの設置する工事現場でミスなく、また安全に施工計画通りに工程が進むように管理するのが仕事になります。

管工事施工管理技士の需要について

管工事施工管理技士の需要は拡大しています。管工事は、新築施設には欠かせない大事な工事です。そのため建設業界と深いつながりがあります。

建設業界は、国内に於ける台風や地震、豪雨など自然災害の増加や建物全体の老朽化に伴い需要が拡大しているのが現状です。

そのような現状からすれば、今後も管工事の現場を管理する管工事施工管理技士の需要も拡大すると予想できます。

管工事施工管理技士の年収について

管工事施工管理技士の年収は400万円〜700万円ほどです。 管工事施工管理技士には、2級管工事施工管理技士と1級があるためこのような幅のある年収になります。

2級管工事施工管理技士が年収400万円〜500万円ほど、1級管工事施工管理技士が500万円〜700万円ほどの年収です。

管工事施工管理技士の仕事内容4選

管工事施工管理技士の仕事は「施工計画」「安全管理」「工程管理」「品質管理」の4つが主な内容です。

管工事施工管理技士は、ガス配管・冷暖房設備・空気調和設備・給排水/給湯設備などの設置現場で施工計画・安全・工程・品質の管理をするのが仕事です。管工事施工管理技士の仕事内容ごとについて、詳しくみてきましょう。

仕事内容1:施工計画

管工事施工管理技士の仕事「施工計画」とは、施工計画書を作成することです。設計図通りや予算通り、また計画通りの工程で設備が建設されているか、さらに安全な工法で建設されているかなど明確にするために作成するのが、施工計画書です。

施工計画書は、工事概要・行程表・施工体系図・安全管理・施工方法・交通管理・環境対策・就業時間などの項目によって作成されます。

仕事内容2:安全管理

管工事施工管理技士は、ガス配管・冷暖房設備・空気調和設備など設置現場での安全管理が仕事です。安全管理は、設置に使用する機械、工法の確認、作業者の衛生管理、現場環境での危険予知などが主な仕事になります。

特に危険予知や作業者の体や心の健康の管理が大事になるため、作業者へのヒヤリングなどコミュニケーションをよく取れる能力が必要になります。現場で作業者をやる気にさせる管理能力も大事です。

仕事内容3:工程管理

管工事施工管理技士は、ガス配管・冷暖房設備・空気調和設備など設置現場での建設が工程通り、予算通りにできるように管理するのが業務内容です。 工程通りに建設が進むために計画書を作成します。

計画書の工程通りに建設が進むように、現場の状況を確認するのも管工事施工管理技士の業務です。予算通りに建設されているか使われている機材などのチェックも担当します。

仕事内容4:品質管理

管工事施工管理技士は、現場で顧客の仕様書通りに建設が進んでいるか品質管理します。設備を建設するときに基準に満たない原材料や構成部品などを使用していないか確認するのが業務内容です。

品質管理を怠ると設備の建設後に機能しなかったり、すぐに壊れたりするため大事な管理になります。また仕様書に満たない原材料が使われていた場合は、やり直しを業者にお願いすることになるので誠実さや責任感とともに、相手を納得させるコミュニケーション能力が必要です。

管工事施工管理技士の受験資格の違い7選

管工事施工管理技士の受験資格には、大学・専門学校「高度専門士」、短期大学・高等専門学校・専門学校「専門士」、高等学校・中等教育学校・専門学校などがあります。

管工事施工管理技士には、2級と1級があり、2級と1級では受験資格が違うので理解しておきましょう。

大学・専門学校「高度専門士」、短期大学・高等専門学校・専門学校「専門士」などの2級と1級の受験資格の違いについて、詳しくみていきます。

管工事施工管理技士の受験資格の違い1:大学・専門学校「高度専門士」

2級・1級管工事施工管理技士の受験資格には、大学・専門学校「高度専門士」卒業があります。

大学・専門学校「高度専門士」を卒業した人が、2級管工事施工管理技士の学科試験・実地試験の両方を受験する場合は、指定学科卒業後で1年以上、指定学科以外卒業後の場合は、1年6ヶ月以上の実務経験年数が必要です。

1級管工事施工管理技士の受験資格は、指定学科卒業後で3年以上、指定学科以外卒業後の場合は、4年6ヶ月以上の実務経験年数が必要になります。

管工事施工管理技士の受験資格の違い2:短期大学・高等専門学校・専門学校「専門士」

2級・1級管工事施工管理技士の受験資格には、短期大学・高等専門学校・専門学校「専門士」卒業があります。

短期大学・高等専門学校・専門学校「専門士」を卒業した人が、2級管工事施工管理技士の学科試験・実地試験の両方を受験する場合は、指定学科卒業後で2年以上、指定学科以外卒業後の場合は、3年以上の実務経験年数が必要です。

1級管工事施工管理技士の受験資格は、指定学科卒業後で5年以上、指定学科以外卒業後の場合は、7年6ヶ月以上の実務経験年数が必要になります。

管工事施工管理技士の受験資格の違い3:高等学校・中等教育学校・専門学校(「高度専門士」「専門士」を除く)

2級・1級管工事施工管理技士の受験資格には、高等学校・中等教育学校・専門学校(「高度専門士」「専門士」を除く)卒業があります。

高等学校・中等教育学校・専門学校(「高度専門士」「専門士」を除く)を卒業した人が、2級管工事施工管理技士の学科試験・実地試験の両方を受験する場合は、指定学科卒業後で3年以上、指定学科以外卒業後の場合は、4年6ヶ月以上の実務経験年数が必要です。

1級管工事施工管理技士の受験資格は、指定学科卒業後で10年以上、指定学科以外卒業後の場合は、11年6ヶ月以上の実務経験年数が必要になります。

管工事施工管理技士の受験資格の違い4:その他

大学・専門学校「高度専門士」や短期大学・高等専門学校・専門学校「専門士」など以外の人でも2級・1級管工事施工管理技士の受験は可能です。しかし、実務経験年数が他の学歴の人より長くなります。

2級の学科試験・実地試験の両方を受験する場合は、指定学科卒業後で8年以上、指定学科以外卒業後の場合も8年以上の実務経験年数が必要です。

1級管工事施工管理技士の受験資格は、指定学科卒業後で15年以上、指定学科以外卒業後の場合も15年以上の実務経験年数が必要になります。

管工事施工管理技士の受験資格の違い5:2級は受験選択ができる

管工事施工管理技士の中でも2級の試験には、学科試験のみ・実地試験のみ・学科試験と実地試験の両方があります。また2級に限って17歳以上で学科試験の受験が可能です。つまり、高校生でも学科試験だけは受験ができるということです。

1級の資格は2級を突破しなければならない

どんな高い学歴があってもいきなり、1級管工事施工管理技士の試験を受けることはできません。1級管工事施工管理技士になるため試験を受けるには、2級合格後の実務経験が必要になります。実務経験をクリアしなければ1級管工事施工管理技士の受験資格がないということです。

2級合格後5年以上の者の学歴と実務経験年数

1級管工事施工管理技士になるため試験を受けるには、学歴がなくても大丈夫です。学歴がない場合は、2級管工事施工管理技士に合格後に、実務経験年数5年以上であれば、1級管工事施工管理技士になるため試験を受けることが可能です。

つまり、2級の資格を取得していても、1級の試験を受ける受験資格(実務経験年数5年以上)を満たしていなければ受験が出来ないということです。

合格後5年未満の者の学歴と実務経験年数

2級管工事施工管理技士に合格後に、実務経験年数5年未満の場合は、高等学校・中等教育学校専門学校(「高度専門士」「専門士」を除く)の学歴が必要になります。

学歴の他に、指定学科卒業後で9年以上、指定学科以外卒業後の場合は、10年6ヶ月以上の実務経験年数が必要です。また高等学校・中等教育学校専門学校(「高度専門士」「専門士」を除く)の学歴以外の人は、12年以上の実務経験年数が必要になります。

管工事施工管理技士の受験資格の違い6:1級は専任の主任技術者の経験が必須

専任の主任技術者の経験が1年以上ある人は、区分ごとの条件を満たせば1級管工事施工管理技士になるための試験を受けることが可能です。 区分には、2級合格後の実務経験・2級合格後、3年未満の人・2級管工事の資格のない人があります。

2級合格後3年未満の者の学歴と実務経験年数

2級管工事施工管理技士に合格後3年未満の人で、短期大学・高等専門学校・専門学校「専門士」の学歴があれば、実務経験年数7年以上が受験資格になります。

高等学校・中等教育学校専門学校(「高度専門士」「専門士」を除く)の学歴なら、指定学科卒業後で7年以上、指定学科以外卒業後の場合は、8年6ヶ月以上の実務経験年数が必要です。

2級管工事の資格のない者の学歴と実務経験年数

2級管工事施工管理技士の資格がない人が、1級管工事施工管理技士の試験を受けるには、高等学校・中等教育学校専門学校(「高度専門士」「専門士」を除く)の学歴が必要になります。

学歴とともに、指定学科卒業後で8年以上、指定学科以外卒業後の場合は、11年以上の実務経験年数が必要です。学歴がない場合は、実務経験年数13年以上が必要になります。

管工事施工管理技士の受験資格の違い7:1級は専任の監理技術者の指導を受ける・指導監督的実務経験年数が必須

指導監督的実務経験年数が1年以上と、専任の監理技術者の指導を受けて実務経験年数が2年以上ある人は、1級管工事施工管理技士になるための試験を受けることが可能です。

該当の指導を受けた人が1級管工事施工管理技士の受験資格には、2級合格後と2級管工事施工管理技士の資格のない人によって条件が変わります。

2級合格後の学歴と実務経験年数

指導監督的実務経験年数が1年以上、専任の監理技術者の指導実務経験年数が2年以上あって、2級管工事施工管理技士を合格していて、条件を満たせば1級管工事施工管理技士の受験資格を得ることができます。

2級管工事施工管理技士合格は、学歴に関係なく、実務経験年数3年以上が受験資格の条件です。

2級管工事の資格のない者の学歴と実務経験年数

指導監督的実務経験年数が1年以上、専任の監理技術者の指導実務経験年数が2年以上あって、高等学校・中等教育学校専門学校(「高度専門士」「専門士」を除く)の学歴があれば、2級管工事施工管理技士を合格していなくても、1級管工事施工管理技士の受験資格が得られます。

その場合は、指定学科卒業後で8年以上が受験資格の条件です。しかし、指導監督的実務経験年数が1年以上に加えて、実務経験年数5年以上が必要になります。

管工事施工管理技士資格の取得するメリット6選

管工事施工管理技士資格の取得するメリット6選

管工事施工管理技士資格を取得することで、「一般建設業専任技術者を目指せる」「特定建設業専任技術者を目指せる」「監理技術者になれる」「転職や就職に役立つ」「会社の経営評価に影響」「高所得が期待できる」といったメリットが生まれます。

「一般建設業専任技術者を目指せる」「特定建設業専任技術者を目指せる」など、管工事施工管理技士資格取得のメリットごとに詳しくみていきましょう。

取得するメリット1:一般建設業専任技術者を目指せる

資格取得は、一般建設業専任技術者を目指せるのがメリットです。管工事施工管理技士の資格には1級と2級があります。

2級管工事施工管理技士の資格を取得すれば知事が許可する一般建設業の専任技術者や主任技術者として管工事に携わることができるのです。また1級管工事施工管理技士の資格を取得すれば、大規模な建設工事の監理技術者として認められます。

取得するメリット2:特定建設業専任技術者を目指せる

特定建設業専任技術者を目指せるのが資格取得のメリットです。建設業における営業所に必ず配置が必要になるのが特定建設業専任技術者です。配置していない営業所は、工事の見積書の作成などが許可されないことがあるなど、特定建設業専任技術者は大事な存在感があります。

建設業に必ず必要になる人材として特定建設業専任技術者を目指せるのが、管工事施工管理技士の資格取得のメリットになります。

取得するメリット3:監理技術者になれる

工事現場に絶対欠かせない監理技術者を目指せるのが、資格取得のメリットです。 監理技術者とは、建設現場ごとに配置される指導監督者になります。

監理技術者は、管工事に関する施工計画書の作成、工程・品質管理の他に建設にかかわる業者の技術指導の管理も行います。また、現場で働く人の衛生管理など建設工事現場に欠かせない技術者です。

取得するメリット4:転職や就職に役立つ

資格取得は、転職や就職に役立ちます。管工事施工管理技士は、建設現場や営業所に配置が義務付けられている人材です。そのため企業は、必ず配置する必要があります。

建設業界の拡大により、需要が高く、管工事施工管理技士は各企業に求められる人材です。 そのため管工事施工管理技士の資格取得は、転職や就職に役立ちます。

取得するメリット5:会社の経営評価に影響

資格取得は、会社の評価に影響します。資格取得している人が多い会社は、社会的に信頼性がアップするでしょう。

資格取得している人が多いことは、技術力がある会社と評価され受注が増えることにつながり、結果として収益があがることになります。資格取得を目指すことで働く人のモチベーションアップになり、会社の経営にも影響してくるでしょう。

取得するメリット6:高所得が期待できる

資格を取得することは、高所得につながります。2級・1級の管工事施工管理技士の資格を持っている人は、会社からの評価が高くなり、給与などの待遇面がよくなります。

そのため多くの年収が見込めるのです。また、会社にもよりますが、資格手当を支給することもあり、資格取得は高所得が望めます。1級でおよそ700万円、2級で600万円ほどで違いはありますが、高収入を狙うことが可能です。

管工事施工管理技士の資格を取得しよう

管工事施工管理技士の資格を取得していることは、需要が拡大している建設業界で求められている貴重な人材です。管工事関係への就職・転職が有利になります。管工事施工管理技士の資格取得を目指して、キャリアアップを目指しましょう。

 


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