現場監督の1日の仕事の流れをご紹介
建設業界でのキャリアを積んで目指す場所のひとつに、現場の指揮官となる現場監督があります。
今回は、現場監督を目指している方に向けて、現場監督の1日の仕事の流れをご紹介します。
「現場監督って何をする仕事?」「現場監督の1日のスケジュールが知りたい」と考えている方、必見です。
現場監督のタイムスケジュール
現場監督の1日のスケジュールを見ていきましょう。
時刻 | スケジュール | 内容 |
~8:00 | ラジオ体操 | 朝礼前に全体でラジオ体操を行います。住宅街など現場の周辺状況によっては行わない場合もあります。 |
8:00 | 朝礼 | 全体もしくは職種別に朝礼を行って、1日の工程を確認します。 |
8:30~12:00 | 現場の見回り | 大規模な現場の場合、進捗確認と連絡伝達、写真撮影などのために現場を移動します。 小規模な現場を複数掛け持っている場合は進捗確認をしながら現場間を車移動します。 |
12:00~13:00 | お昼休憩 | 職人や作業員とコミュニケーションを取るケースが多いです。 |
13:00~17:00 | 午後作業 | 午前に確認できなかった現場や工程を確認します。 |
17:00~18:00 | 事務作業 | 職人や作業員の帰宅後、現場の清掃をして事務作業を行います。 進捗スケジュールの調整や写真整理、書類や日報の作成を行います。 |
18:00~ | 帰宅 | 現場の進捗状況や時期によって帰宅時間が遅くなる場合もあります。 事務所でミーティングなどがある日は帰宅時間がもう少し遅くなります。 |
現場監督が意識しておきたい注意点
1日の仕事を通して現場監督が気を付けるべきポイントをまとめました。
◇怪我やトラブルの防止
現場の見回りをする際は自分の業務だけに集中せず、職人や作業員の安全が保たれているか確認します。
危険な場所や保護具の扱いに注意しましょう。
◇柔軟なスケジュール調整
天候やトラブルなどの予期せぬ出来事から作業に遅れが出る場合があります。
進捗に応じて業者を適切に手配できるよう、余裕を持ったスケジュール管理を行いましょう。
工程に遅れが出ているときも、焦らず現場の安全を考慮した管理が必要です。
◇作業員とのコミュニケーション
職人や作業員と可能な限りコミュニケーションを取り、現場全体の意思疎通を図ります。
コミュニケーションの取れた現場は情報を共有しやすく、業者間トラブルを防ぎやすくなります。
まとめ
今回は現場監督の1日の仕事の流れについてご紹介しました。
現場を工期通りに引き渡すことだけでなく、トラブルなく安全な作業を進められるように意識しましょう。
工程ミスや発注ミスなどによりトラブルに発展しそうな場合は、一刻も早い対処が必要です。
仕事の流れを把握しながらスケジュールを上手に管理して、一人前の現場監督を目指しましょう。
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