大きいだけじゃない!マイクロ重機の目的と種類をご紹介!
重機といえば大きなものを想像しますが、現場では小さな重機を見ることも多いのではないでしょうか。
小さな重機ならではの活躍の現場もたくさんあります。
今回はそんなマイクロ重機のメリットや、活躍の場、代表的な種類などをご紹介します。
マイクロ重機のメリットは?
マイクロ重機はその名の通り小さい重機です。
ショベルカーが多く、狭い現場などで使用されています。
たとえば都市部の工事現場や、街路樹の撤去、住宅密集地での作業に適しています。
またレンタルも可能なので、自宅での整地作業に使う方もいます。
見た目は小さくとも重機ですのでそれなりのパワーがあります。
また取り回ししやすいことから、どんな現場でも使いやすいのがメリットです。
土を掘る掘削作業、土をダンプに積み込む作業、破砕・選別施行、整地作業など、現場によって様々な働きをしてくれます。
マイクロ重機の定義は会社によってやや異なりますが、重量6トン以下もしくはパケット容量0.25㎥未満のものを呼ぶことが多いようです。
またさらにとても小さいものですが、重量300kgの重機もあります。
軽トラックでも運搬可能なので、離れた現場でも持ち運べるのがメリットです。
マイクロ重機の代表的な種類
コマツPC01
コマツのマイクロショベルPC01は、コマツ最小のミニショベルです。
機械質量300kg、全幅580mm、標準バケット容量0.008m3ととても小さいので、民家と塀の間でも作業可能です。
コンパクトなボディなので軽トラックでも運搬可能なのも大きなメリットです。
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コマツPC09-1
超狭所作業用に作られたマイクロ重機です。
車幅が700mmなので狭い道でもスイスイと入れます。
外ツバ式下転輪を採用しており、低重心のため安定性を確保しています。
また大型給油口、燃料自動エア抜きシステムなどメンテナンスが容易になる工夫が随所に施されています。
さらに走行振動が少ない、乗り降りも楽な足元スペースなどオペレーターのことも考えられています。
ミニユンボ01SR
「ユンボ」とはレンタルのニッケンの登録商標で、商品自体は油圧ショベルと同じものです。
01SRは機械質量2,950kgで、全幅1,550mm、標準バケット容量0.09 m3です。
最小戦艦回半径がクローラ幅に収まるのが特長で、狭い現場や制限のある路上などでよく使用されます。
様々な現場で活躍する小さい重機
小さい重機はどんな現場でも活躍できます。
特に都市部の狭小現場や、住宅密集地などの現場で活躍する重機です。
マイクロ重機とも呼ばれ、取り回しが簡単なので多くの現場で使われています。
使い勝手が良いため現場では何度も目にすることがあるかもしれないので、代表的なものは覚えておくと良いかもしれません。
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