現場に大学生がインターン?現場監督はどう接すればいいのか!
建設業界に就職を希望する大学生を対象として、インターンを行っている企業も増えてきました。
インターンを経ずに現場監督として建築業界に入った人は、大学生のインターンにどう接していいのかわからないのが当たり前でしょうし、インターンを経て現場監督になった人でも、企業側としてどうすればいいのか悩ましいのが本音でしょう。
現場監督としてインターンの大学生にどう接すべきか、本記事でレクチャーしていきます。
インターンのスケジュール例
まずは建設業界におけるインターンの典型的なスケジュールを把握しておきましょう。
1.オリエンテーション
2.工事現場や完成した建設物の見学
3.建設に関するやや実践的な研修
4.建設工事の体験
5.経験を振り返りながら現役社員との懇談会・反省会等
これより細かくスケジュールが設定されていたり、1つ1つの内容を長時間行うために複数日に分けてスケジュールを組まれたりすることがありますが、基本的には「オリエンテーション→見学→体験」といった流れが多いです。
ゼネコン系やハウスメーカー系でも内容が異なることが多く、ハウスメーカーの場合は営業的な内容がスケジュールの多くを占めるケースもあります。
学生を迎え入れる側である現場監督は、学生より数段深いレベルでスケジュールを把握しておいてください。
現場監督が絡むとしたらこの場面
現場監督がインターンの対応をするのは、以下のような場面です。
工事現場の見学
現場監督は工事現場を預かる責任者なので、現場については誰よりも知っています。
現場に入る前の注意点の指導や、現場内での立ち居振る舞いの仕方などは、現場監督が実際に教えるのが一番です。
また、インターンに来る大学生のなかにも現場監督になりたい人がいるかもしれないので、そういった学生に対して現場監督の仕事内容や現場での行動を実際に見せることには大きな意義があります。
インターンに実習や体験をさせるシーン
実習と言っても現場監督はそもそも建設工事の実作業は行いません。
ただし、墨出しや測量の補助程度なら現場監督が体験会に立ち会うこと可能性があります。
図面の見方を教えるようなところでも、現場監督としてレクチャーする作業が発生するかもしれません。
図面の見方や、建設現場を見ながら図面通り仕上がっているのかを確認する実習等がある場合、現場監督が指導を行う関係で学生と接することは十分に考えられます。
インターンには丁寧に接しよう
企業によっては上記以外にも現場監督がインターンに接するシーンがあるかもしれません。
いずれにしろ親切かつ丁寧に接することを心がけ、しっかりと事前準備を行ってください。
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