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【施工管理技士が覚えたい建柱工事の知識】建機編

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公開日時 2023.04.15 最終更新日時 2023.04.15

電柱などの柱を地面に建てる「建柱工事」では、特殊な専門車両を用いて工事を行います。
特殊な車両で資格も必要となるため、施工管理技士の皆さんが直接扱う機会は基本的にないでしょう。
しかし工事現場で適切な施工管理を行うには、車両の特徴や必要な資格などを知っておくことも重要です。
そこで今回は、建柱工事で扱う建機について学んでいきましょう。

建柱工事で使われる穴掘建柱車とは

建柱工事で使われる穴掘建柱車とは


「建柱工事」は、地面に穴を掘って電柱や大型照明の柱などを差し込む工事のことを言います。
そしてこの建柱工事で活躍する建機が、「穴掘建柱車」と呼ばれる専用車両なのです。
穴掘建柱車の大きな特徴は、クレーンとアース・オーガーの存在にあります。
クレーンは電柱を吊り上げて移動させるための機能で、アース・オーガーは柱を差し込むための穴を掘る大型のドリルです。

続いて、穴掘建柱車が実際の作業工程でどのように使われるのかみていきましょう。
建柱工事は、基本的に次のような工程で工事が進められます。

1.柱の積み込み

2.舗装の破砕

3.掘削

4.柱の差し込み

5.穴の埋戻し

穴掘建柱車は、このうち「①柱の積み込み」、「③掘削」、「④柱の差し込み」の工程で活躍します。
まず、「①柱の積み込み」では穴掘建柱車のクレーン機能を活用します。
クレーンで電柱などの柱を吊り上げ、トラックに積み込みます。
また、「③掘削」の工程ではアース・オーガーと呼ばれる大きなドリルで穴を掘ります。
そして掘削作業が完了したら、再びクレーン機能を用いて「④柱の差し込み」を行います。

穴掘建柱車を使用するための資格


「建柱工事」で利用される「穴掘建柱車」の操縦は非常に難しく、実際の工事を円滑に進めるためにはオペレーターに高い技術や経験が求められます。
そして、その難しい操作に携わる者は2つの資格を持っていなくてはいけません。
それが「車両系建設基礎工事用技能講習」と「小型移動式クレーン運転技能講習」です。
前者の「車両系建設基礎工事用技能講習」は、穴掘りや建柱、抜柱といった作業を行うために必要な講習で、「穴掘建柱車運転のための特別教育」の修了でも問題ありません。
後者の「小型移動式クレーン運転技能講習」は、トランスや電柱といった重量物をクレーンで吊り上げる作業を行うのに必要な資格です。
この2つの運転資格を持っていないと、穴掘建柱車を操作できないので注意してください。

穴掘建柱車の役割や操作に必要な資格を覚えよう

今回は、「建柱工事」の際に必要となる専用車両「穴掘建柱車」について解説しました。
クレーン機能とアース・オーガーを装備したこの建機は、操作が難しく、2つの運転資格が必要です。
施工管理技士の皆さんは、こうした特殊な建機の特徴などもしっかりと覚えておくようにしましょう。

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