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クレーンの種類別!高さで違う見える景色

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公開日時 2023.04.15 最終更新日時 2023.04.15

建設現場ではいろいろな種類のクレーンを使用します。
クレーンによってはオペレーター席がかなり高い位置に付いているものもあり、周りを見渡すととても眺めが良いです。
では、建設現場で使われる主なクレーンの種類と、オペレーター席から見える景色について解説していきます。

タワークレーン

大きなビルの建設現場などでよく見かけるタイプのクレーンです。
タワー状になっていて、オペレーター席もかなり高い位置にあります。
建設するビルが高いほど、使用するタワークレーンも高くなりますが、オペレーター席の高さは概ね50メートルくらいと考えておくといいでしょう。
50メートルというと、フランス・パリの凱旋門の展望台と同じくらいの高さです。
また、大規模な高層ビルを建設する場合には、タワークレーンの高さもそれに応じて高くなります。
オペレーター席が100メールを超えることもあるでしょう。
120メートルくらいの高さになることもあります。
120メールというと、キャロットタワーくらいの高さです。
キャロットタワーには展望フロアがあるので、ぜひ見てみるといいでしょう。
超高層ビルの建設作業を行う職人は、そのくらいの高さで仕事をしています。
ジブを横にして使用する水平ジブクレーンもタワークレーンの一種です。

オペレーター席が低い位置にあるクレーン

オペレーター席が低い位置にあるクレーン

ラフテレーンクレーン

車輪が付いていて、地上を走行できるタイプのクレーンです。
オペレーター席から、車体を走行させるための操作とクレーンの操作の両方を行うことができます。
ナンバープレートを付けて公道を走行することも可能です。
ブームが40メートル以上のものもありますが、移動時や使用しないときにはブームを短く収めることができます。

トラッククレーン

トラックにクレーンを装着したものです。
建設現場でよく見かけるでしょう。
走行機能に関しては、基本的に通常のトラックと変わりません。
トラックの運転席ではトラックのみ操作可能で、クレーンの操作を行うオペレーター席は別に設けられています。

クローラクレーン

キャタピラと原動機を備え付けていて、移動可能なクレーンです。
向きを変えることもできます。
少し移動したり向きを変えたりしながら作業をするときに使われることが多いです。
ただし、公道を走行することはできません。
大型のものだと、ブームの長さは100メートルを超えます。

クレーンは高さで選ぼう

クレーンの種類はかなり豊富で、ここで紹介したものの中からさらに細かく分けることもできます。
クレーンを選ぶときには、ブームやジブの長さを元に、どのくらいの高さまで作業可能なのか考慮して選ぶといいでしょう。
そして、タワークレーンを操作する職人は、展望台の上のような環境で仕事をしています。

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