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【造園業を知る②】始まりは飛鳥時代?造園業の歴史とは

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公開日時 2023.04.02 最終更新日時 2023.04.02

古代より人々は自然とともに生きながらも、広大な海や雄大な山、堅固な岩などに畏敬の念を抱き、自然の神格化や崇拝によって自然と深く関わってきました。
造園業は、そのような自然の素材である植物や岩石、池、水の流れなどを活かしており、庭園や公園を造ることで四季折々の風情を醸し出してきました。
今回は、日本特有の造園業の歴史についてご紹介します。

造園はいつ始まった?

1999年に奈良県明日香村で行われた発掘調査で、飛鳥時代のものとされる宮廷庭園の広大な苑池の遺構が発見され、現在日本最古の庭園と考えられています。
池の護岸や底部には多くの石が敷き詰められ、池の構成方法などから朝鮮半島の影響を受けたものと見られています。
この飛鳥時代の宮廷庭園は、日本庭園の起源を研究する上でも重要な遺跡といえるでしょう。

「作庭記」は平安時代に記述された日本最古の庭造りに関する書物ですが、造園の歴史を知る上でも貴重な史料とされています。
自然の景観を考慮することや庭造りの心構え、風水、植栽の方法、造成の技術論など、今の時代にも通じる内容が記載されています。

時代とともに変遷した造園

時代とともに変遷した造園

造園はその時代の文化や思想を反映し変化してきました。

平安時代、貴族たちの理想郷である極楽浄土の世界観を再現して園池を配置した浄土式庭園という様式が現れました。
京都の宇治平等院の庭園は、浄土式庭園の代表的なものとされています。

武家政権が始まった鎌倉時代の庭園では、臨済宗の禅僧であった夢窓疎石によって自然の景観を活かし、禅の思想が反映された庭園も造られました。
京都天龍寺の庭園はその代表的な庭園とされています。

室町時代の庭園は平安・鎌倉時代からの流れをくみつつ、禅の精神を石と白砂だけで表現する枯山水という新しい様式が現れました。
京都の龍安寺に代表される石庭は今も訪れる人を魅了しています。

安土桃山時代には千利休によって茶道が完成し、草庵風の茶室に付随した露地と呼ばれる簡素な茶庭の様式も現れ、現在でも庭造りの参考にされています。

江戸時代には諸国の大名によって広大な庭園が造成されました。
名園とされる金沢兼六園や岡山後楽園、高松市の栗林公園、小石川後楽園などは、代表的な池泉回遊式庭園として今も多くの観光客が訪れています。

明治時代以降、諸外国との本格的な交流関係が始まったことを契機に、日本庭園は欧米でも人気を博し海外でも造られるようになりました。
クロード・モネが自宅の池に太鼓橋を造らせたことは有名で、代表的な作品群の「睡蓮」にもその光景は描かれています。

歴史を知り未来を描く

戦後の高度経済成長期には、自然破壊や公害など環境に関する数多くの問題が生じました。
現代では自然環境保全への関心が高まり、造園は都市の緑化事業や農村・田園地帯の環境改善などの役割も期待されるようになりました。
長い歴史を経て様々に変遷し、熟成されてきた造園の基本の精神や技法は朽ちることなく、これからの時代も受け継がれていくことでしょう。


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