【現場監督は知っておこう】死傷者が出ることも…。建築火災の事例集

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実際の建築現場で起きた火災の事例を元に、なぜその火災が起きてしまったのか、その原因や状況について解説します。
現場監督はもちろんのこと、日々現場で作業をする作業員の人にも今一度、確認してほしい内容になっています。
建設現場で最も多い火災原因とは?
建設現場での火災で、最も多い火災原因は、溶接や溶断の火花やスパークによる火災です。
溶接の作業において安全管理を怠ったために、付近にあった危険物、塗料、断熱材などの資材に引火し火災が発生することがあります。
火災後に作業員からの話でよくあるのは、「火花が発生していたが、火災にはならないだろう、大丈夫だろう」という甘い判断があったことです。
火災では、火災以外の様々な要因で被害を拡大させることがあります。
例えば、避難経路に資材が通路を狭い場合です。
被害を拡大させないためにも、消火栓などの消火設備の徹底や、非常ベルの設置、避難経路の確認が必要になります。
また、防災訓練をすることも作業員全員の安全への意識を高めることに役立ちます。

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東京で実際に起きた建設現場の火災事故
東京で起きた火災では、建設中のビルで火災が発生し5人の作業員が亡くなりました。
ビルは地下3階、地上3階。
建設途中であったこともあり、スプリンクラーは未設置の状態でした。
火災の原因は、地下3階で作業員2人がガスバーナーを使い鉄骨を切断する作業を行っていた際に火花が断熱材のウレタンに引火し、一気に上層階に燃え上がりました。
そのため、地下3階の下層階にある免震階で作業していた2人が死亡。
その他、地下3階で2人、屋上で作業していた1人も死亡しました。
引火しやすい断熱材がむき出しになった状態の近くでのガスバーナーの作業、煙が充満しやすく外部への避難がしにくい地下での火災発生、スプリンクラーなどの消火設備の未設置状態など悪条件が重なり、大きな火災事故となりました。
専門家によれば、通常の作業を適切に行っていれば、起こりえない事故とのことで、現場での作業内容に問題があったと考えられています。
一人ひとりの安全への意識が最も大切
作業員の中には、日々繰り返される作業で火災などの事故に対する危機感が薄れてしまっているケースが考えられます。
「今までこのやり方でやってきたから、大丈夫だ」という感覚が、時には大惨事につながることを心に留めておくべきでしょう。
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