プロが教える電気工事の腰道具を解説!腰道具が重い人に知ってほしいこととは?
高所作業が中心となる電気工事士。腰ベルトのように回した腰袋やホルダーに腰道具と呼ばれる作業に使う道具を一式装備して効率的に仕事を行うことが一般的です。
ここでは電気工事士に必須な腰道具について解説します。
電気工事士推奨!腰道具のマストアイテムはコレ
仕事内容や、同じ職場にいても与えられた役割によってすべての方が同じものを持っているとは限りませんが、腰道具には、プラスドライバー、カッターナイフ、モンキーレンチ、ワイヤーストリッパーや電動工具とソケット、というようにその方がよく使う道具が収められているようです。
どれもマストアイテムといえる道具ですが、その時の工事内容によって電気工事士に必要な工事道具を選んでいるようです。
腰袋やホルダー選びも重要
高所作業では、高所作業車のバケットに乗っていることもあれば、命綱や足場だけが頼りということもあります。それに付け加え、腰道具はそれぞれに重量があるため高所から落としてしまえば、大事故につながることも予想されます。
腰袋やホルダーから取り出しやすく、しまいやすいことが最大要件ですが、作業中にホルダーから落ちてしまわない構造になっているかも大切です。
縫製がキチンとされており、ほつれにくいものであることも購入時にはチェックしてほしいものです。また定期的に腰袋やホルダーをチェックして、壊れや傷がないかも確認していきましょう。
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腰道具が重い、どんな対処が必要か?
腰道具が重く、腰に負担がかかってしまうという悩みは、電気工事士なら多くの方が抱いているようです。中には、コードレスの電動工具などを腰道具として持参している方もおり、総重量は10キロ近くにも及びます。また、高所作業になるので、工具が必要になる都度地上に降りるのは非効率ですし時間の無駄にもなりかねません。
また、利き手や使用頻度によって使いやすい工具の配置もあるようですので、体の一部分に負担がかかってしまうこともあります。
腰道具が重いと感じる場合は、腰アテを太めのものに変えてみることや、機能性を持たせた工具ホルダーや工具袋を導入してみることも一案です。
複数名で電気工事を行う場合は、守備範囲や仕事内容を分担することもあるでしょう。それぞれに持つ工具も変わるため、すべてを腰道具として装備する必要がなくなることもあります。
まとめ
腰道具の充実度は、電気工事士にとって「仕事がスムーズに進むか否か」が決まるステイタスポイントかもしれません。
ただ、たくさん持ち合わせていても「腰道具が重い」という不快さが先行することや、腰道具ホルダーに収まり切れず落としてしまうなどの事故があれば、危険度が高まります。
電気工事士が大事にしたい仕事道具ですので、仕事内容によって使用する道具を吟味することも大切です。
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