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基礎工事を失敗すると全てが台無し!基礎工事の失敗事例4選!

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公開日時 2023.02.20 最終更新日時 2023.02.20

基礎工事は「基礎」と言うだけあって、他の工事の基礎となる重要なものです。
基礎工事が失敗するとその後の工事全てが台無しになってしまいます。
基礎工事が終わった直後は大丈夫に見えても、年月が経つと基礎の不具合が顕在化することがあります。
この記事では基礎工事の失敗事例をご紹介します。
失敗例を知ることで新しい失敗を避けることができるので、ぜひお読みください

基礎工事直後にわかる失敗事例

基礎工事直後にわかる失敗事例

まずは基礎工事の途中や、基礎工事後でもすぐにわかる失敗の例をご紹介します。

失敗事例1:ヒビ割れ

見て簡単にわかる不具合がヒビ割れです。
コンクリートの打設がうまく行かなかったときに発生します。
小さなヒビ割れであっても先々大きな問題の引き金になることがあるので、絶対に見逃さないようにしてください。

失敗事例2:ジャンカ

ジャンカとはコンクリートの不良です。
コンクリートと砂利やモルタルなどが分離して、そこかしこに豆のような塊が見えてしまっている状態をこう呼びます。
豆がたくさんあるように見えることから「豆板」とも呼ばれます。
見た目が悪いだけでなく、コンクリートの強度が落ちますし、鉄筋コンクリートの場合は中の鉄筋にまで悪影響を及ぼします。
ジャンカができたのに対策せず、モルタルで上から塗り重ねてしまう業者もいますが、そのようなことは絶対にしないでください。

基礎工事後しばらくしてからわかる失敗事例

基礎工事のときにはわからなかったのに、しばらくしてからわかる失敗事例もあります。
ここからはそういった事例をご紹介していきます。

失敗事例3:建物が沈む

基礎のコンクリートの厚みが不均一だったり、建物の重みをしっかり支えられない基礎を作ったりすると、基礎の一点に建物の重さが集中して建物が沈んだり傾いたりしてしまうことがあります。
しっかりと計算して強い基礎を作ることで防ぐことが可能です。

失敗事例4:コンクリートの中性化

コンクリートはアルカリ性であり、この性質が内部の鉄筋の酸化を防いでいます。
しかしコンクリートに隙間があるなどして雨風や大気に長期間晒された結果、コンクリートがアルカリ性から中性になってしまい、内部の鉄筋が錆びてしまうことがあります。
こうなってしまうと鉄筋やコンクリートの強度に大きな問題が生じてしまうので、上の建物に大きな不具合が発生する可能性が高くなります。

欠陥工事の原因の多くは基礎にある

基礎工事の欠陥は様々な不具合の引き金になります。
基礎工事のときは、基礎工事前・基礎工事中・基礎工事後のステージで入念な計画を立て、確実なチェックを行い、失敗のないように全力を尽くしてください。
欠陥工事の原因の多くは基礎にあることを念頭に置くといいでしょう。

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