コンパネを使う魅力4選|ベニヤ板や合板との違いをわかりやすく解説

最短30秒で予約!転職のプロに相談しよう
施工管理として今より良い条件で働きたい方は、夢真にお任せください!
こちらの記事では、コンパネを使う魅力についてご紹介いたします。
この記事をお読みの方におすすめの求人
株式会社夢真が運営する求人サイト「施工管理求人サーチ」の中から、この記事をお読みの方にぴったりの「最新の求人」をご紹介します。当サイトは転職者の9割が年収UPに成功!ぜひご覧ください。
コンパネって何?
コンパネはコンクリートを流し込むときの型枠として使用されている合板です。
コンパネは「コンクリートパネル」を略した言葉で、普通の合板と同じく板を張り合わせたものです。コンパネは一般的に5枚の板を重ねて作られており、厚みは12mmのものが多く、サイズは900mm×1800mmとなっています。
また、コンパネはコンクリートの型枠を目的として作られているため、見た目は考慮されていません。
コンパネを使うメリット4選
コンパネを利用することにはさまざまなメリットがあります。
コンパネはホームセンターなどでも購入することができるため、近年ではDIYなど個人で利用する方も多くなってきました。しかしコンパネについてよく知らないという方の方が多いでしょう。
ここではコンパネを使うメリット4選をご紹介しますので、どのようなメリットがあるのかぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
コンパネを使うメリット1:強度がある
コンパネは非常に頑丈な構造を持っているというメリットがあります。
コンパネは5枚のベニヤ板を貼り合わせて作られたコンクリート型枠用の合板であり、繊維の方向もずらして接着剤で張り付けて重ねられているため、非常に優れた強度を実現しています。
また、高い強度を持っていることから一度現場で組み合わせてコンクリートの型枠として使用しても、使い終わったら分解して別の現場でまた繰り返し使用することもできます。
コンパネを使うメリット2:リーズナブルな価格
コンパネは価格が比較的安価というメリットがあります。
コンパネの価格は製品や販売店によって異なりますが、一般的なサイズの厚み12mm、サイズ900mm×1800mmのタイプであれば1枚2000円からとリーズナブルに購入できます。
コンパネは他の合板と違って細かい規定も設けられておらず、見た目も重視されていないことから手頃な価格で販売されています。
コンパネを使うメリット3:耐水性がある
コンパネは耐水性があるというメリットがあります。
ベニヤ板などは耐水性がありませんが、コンパネはコンクリート型枠として基本的に屋外で使用されるため、その使用目的から耐水性に優れています。また、ベニヤ板を張り合わせるのに使っている接着剤も、基本的に雨や湿気に強く屋外で使用できるものが使用されています。
コンパネを使うメリット4:大きさや厚さのバリュエーションが豊富
コンパネは大きさや厚さのバリュエーションが豊富にあるというメリットがあります。
コンパネのサイズは厚み12mm、サイズは900mm×1800mmのタイプが一般的ですが、それ以外のサイズもバリエーション豊富です。販売店によっては610×2440mmや1220×2440mmなどのサイズもあり、厚みも9mmから24mmまでさまざまです。
コンパネと類似した他板の特徴と違い4選

コンパネと類似した他の種類の板も多くあります。
コンパネと見た目などがよく似たものにベニヤ板や合板があります。どれも同じように見えるため、ホームセンターなどで見比べてみても違いが判らないという方も多いのではないでしょうか。
ここではコンパネと類似した他板の特徴と違い4選をご紹介しますので、どのような種類の板があるのか特徴などを参考にしてみてください。
コンパネと類似した他板の特徴と違い1:ベニヤ板の場合
ベニヤ板は木の丸太を外側から薄く剥いていくことで作られた薄い板です。
ベニヤ板の厚さは一般的に0.6mm~3mm程度となっており、合板ではなく1枚の木の板でできたものをベニヤと呼びます。ホームセンターなどで販売されているベニヤ板は、ラワン材のベニヤが多く取り扱われています。
また、ベニヤ板は5枚の板を重ね合わせて作られているコンパネと違い、単層の板となっているという特徴があります。

ゼネコンの求人、たくさんあります
業界最大級の求人数の中から、
年収にも働きやすさにもこだわった
「ゼネコン」の求人をどうぞ。
※転職成功率を上げたい人、コンサルタントに最適な求人を紹介してほしい人は2件以上の応募がおすすめです!
コンパネと類似した他板の特徴と違い2:合板の場合
合板はベニヤ板を積層して作られた板です。
ベニヤ板を接着剤で何枚も重ねているのが合板の特徴で、強度を上げるためにベニヤ板それぞれの繊維方向が交互になるように積層してあります。
厚さは合板の用途によって異なりますが、9mmもしくは12mmが一般的な厚みとなっています。また、板のサイズは910mm×1820mmが基本とされており、1220mm×2430mmのものもあります。
コンパネと類似した他板の特徴と違い3:普通合板の場合
普通合板は特に用途が指定されていない合板です。
合板にはコンパネや構造用合板などの種類がありますが、どちらも用途が指定されています。普通合板は他の合板と違い、特定の用途が決まっていない点が特徴です。
素材としてはラワンやシナなどが主で、ラワン合板やシナ合板と呼ばれることもあります。厚みは2.3mm~24mmが一般的で、サイズは合板と同様に910mm×1820mm、1220mm×2430mmが基本です。
コンパネと類似した他板の特徴と違い4:構造用合板の場合
構造用合板は建築に使用される合板です。
建築物の耐力構造上、壁下地、床下地、屋根下地などの必要な部位に使用される合板です。それぞれ使用される場所によって単板の厚さが規定されており、さらに接着材の性能や表面材の品質、有害物質の飛散量などもJASによって定められています。
また、JAS認定品には印が押されており、合板の強度や信頼性が保証されています。
コンパネを使用する上での注意点
コンパネは合板の1種でコンクリートが使用されているわけではありません。
コンクリートパネルという名称からコンクリートの板だと勘違いしている方もいるかもしれませんが、コンパネはコンクリートの型枠用の合板です。
また、もともと建築現場で使用するものなので見た目は考慮されておらず、表面はガサガサになっています。
コンパネを使用したおすすめDIY方法3選
コンパネはDIYにも活用されています。
コンパネはある程度の強度があり耐水性に優れ、さらに価格がリーズナブルなので、DIYにも使いやすい素材です。
ここでは最後にコンパネを使用したおすすめDIY方法3選をご紹介しますので、DIYにコンパネを使用しようと考えている方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
コンパネを使用したおすすめDIY方法1:テーブル
コンパネはテーブルのDIYにおすすめです。
テーブルや作業台なら900×1800mのコンパネ1枚だけで作れます。まずコンパネを900×900mm1枚と900×450mm2枚にカットし、小さい2枚のうち1枚には上から下へスリット加工、もう1枚は下から上へスリット加工し、組み合わせて足場にします。
さらに大きい1枚を天板にすれば、簡易的なテーブルの完成です。
コンパネを使用したおすすめDIY方法2:棚
コンパネは棚のDIYにおすすめです。
棚を設置したい場所のサイズにそって設計図を作れば、ぴったりサイズの棚をDIYすることもできます。作り方はテーブルと同様に側面や棚板をスリット加工し、角にはヤスリかけして全体に塗料を塗ります。
あとは設計図通りに組み合わせ、ミニビスを打てば完成です。
コンパネを使用したおすすめDIY方法3:ゴミ箱
コンパネはゴミ箱のDIYにおすすめです。
コンパネは表面が綺麗に加工されていないというデメリットもありますが、あえてそれを活かしてヴィンテージ風のゴミ箱にするのも良いでしょう。ゴミ箱もテーブルや棚と同じく、カットしたコンパネを組み合わせるだけで簡単に作れます。
また、取っ手などを取り付ければより便利なゴミ箱に仕上がるでしょう。
コンパネを使ってお洒落な家具を作ろう
コンパネは丈夫でリーズナブルな価格で購入できるため、DIYにもおすすめです。
ぜひこの記事でご紹介したコンパネの概要やコンパネを使うメリット、コンパネと類似した他板の特徴と違いやコンパネを使用したおすすめDIY方法などを参考に、コンパネを使ったDIYに挑戦してみてはいかがでしょうか。
この記事をお読みの方におすすめの求人
株式会社夢真が運営する求人サイト「施工管理求人サーチ」の中から、この記事をお読みの方にぴったりの「最新の求人」をご紹介します。当サイトは転職者の9割が年収UPに成功!ぜひご覧ください。
当サイトの記事は基本的には信頼性に足る情報源(公共機関や企業サイト、または専門家によるもの等)をもとに執筆しており、情報の正確性・信頼性・安全性の担保に努めていますが、記事によっては最新の情報でない場合や情報の出典元表記や正確性が充分でない場合があります。予めご了承ください。
おすすめ求人

編集部
建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
このコラムでは上記の実績と知見を活かし、建設業界で働く方の転職に役立つ情報を配信しています。
株式会社夢真 コーポレートサイト