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BIMを活用した積算方法を詳しく知ろう|ソフトを選ぶ際のポイントも紹介

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公開日時 2022.10.04 最終更新日時 2022.10.04

「BIMを用いた積算方法がわからない!」
「そもそもBIMを使って積算が出来るの?」
「どのソフトを選んでいいのかわからない!」

このように、BIMを用いた積算についてさまざまな疑問がある方も多いのではないでしょうか。

この記事では、BIMを活用した積算方法の紹介や各方法のメリットやデメリットに加え、積算ソフトを選ぶ際のポイントを紹介しています。

この記事を読むことで、各積算方法の特徴や積算の手順について把握できます。その知識を基に自分に合った積算方法を選択できるため、BIMを用いた積算について不安がある方でもスムーズに積算を進めることができるでしょう。

BIMを用いた積算について疑問を持っている方は、ぜひこの記事をチェックしてみて下さい。

BIMを用いた積算は可能なのか


積算を行う際には、専用のソフトを使うことが一般的です。

しかし、近年ではBIMソフトに積算のための機能が盛り込まれていたり、BIMソフトで作成したデータを基に積算ソフトで積算を行ったりなど、BIMソフトを用いた積算が可能になってきました。

BIMを用いた積算の方法


BIMを用いた積算方法には、大きく分けて2種類あります。

BIMソフトのデータを利用して直接積算する方法と、BIMソフトのデータを積算ソフトで読み込んで積算する方法です。

ここでは、それぞれの方法のメリットやデメリット、積算の手順例を紹介します。

BIMソフトのデータを利用して直接積算する

1つ目の方法として、BIMソフトに積算のための機能があったり、BIMソフトと積算ソフトが直接連携していたりする場合について紹介します。

この方法で積算をする際には、BIMソフトと積算ソフトが連携できるか予め調べておくなどの、事前調査が必要になるでしょう。

メリット・デメリット

BIMソフトのデータを利用して直接積算する方法の大きなメリットとして、BIMソフトのデータを積算ソフトに直接読み込ませることができるため、データの変換に時間を掛ける必要がありません。

また、データの変換ミスなどによる情報の欠落も少なくなるでしょう。

デメリットとして、BIMの管理や導入にはコストが掛かる上に、使用者への教育にも時間が掛かるでしょう。また、関係会社がBIMを導入していなければ、データのやり取りが難しくなる場合もあります。

積算の手順例

BIMソフトのデータを利用して直接積算する場合は、予めBIMソフトと積算ソフトを連携させておく必要があります。

連携をしておけば、部材作成から部材配置、配置チェック、数量補正の手順で作業を行うだけで済むでしょう。

BIMソフトのデータを積算ソフトで読み込んで積算する

2つ目に、BIMソフトで作成したデータを積算ソフトに読み込ませて積算する方法を紹介します。

この方法では、積算ソフトがBIMソフトから生成されたデータを読み込めるかどうか、事前に確認しておくことが必要になります。

積算ソフトの使用をお薦めしたいケース

積算基準に則った正確なデータが欲しい場合には、積算ソフトの使用がお薦めです。

BIMソフトのデータを利用して直接積算する場合、BIMソフトで作ったデータを基に数量を計算しているため、積算基準で計算されない可能性があります。

直接積算の際に積算基準に則ったデータが欲しい場合には、専用の建築積算システムを使用して再計算をする必要があるでしょう。

メリット・デメリット

BIMソフトのデータを積算ソフトで読み込んで積算する方法のメリットは、データの形式さえ合っていれば、造園や建築、土木など専門分野に特化した積算ソフトで計算ができるという点にあります。

デメリットとして挙げられるのは、BIMソフトで作ったデータの複雑な部分や細かい部分が正しく読み込まれない可能性があることです。そのため、データが正確に読み込まれたかどうか確認する必要があります。

積算の手順例

BIMソフトのデータを積算ソフトで読み込んで積算する場合は、BIMソフトのデータを直接使う場合とは異なり、BIMソフトで形状を作成した後に中間ファイルにデータを変換する必要があります。

この中間ファイルを積算ソフトに読み込ませ、配置チェックを行い計算していきます。その後、数量の補正を行いましょう。

中間ファイル形式の国際標準IFC


IFCとは、Industry Foundation Classesの略称で、ファイルの拡張子の1つになります。IFCは国際標準(ISO)として仕様書が発行され、BIMデータのオープンな連携の手段なっています。

この中間ファイルは、BIMソフトで作成した立体的な図形の表現や属性情報を持っており、他のシステムと連携したい場合に使われるファイルです。

建築部品が持つ情報も保有しているため、別のソフトやシステムに部品情報まで渡せます。

もし、IFCファイルのデータ構成を確認したい場合は、ビューアソフトがあれば内容の確認ができます。

BIMソフトと併用する積算ソフトを選ぶ際のポイント


BIMソフトと併用する積算ソフトを選ぶ際には、BIMソフトで作られたデータとダイレクトに連携できるものを選びましょう。

ダイレクトに連携できるものであれば、精度の高いデータを連携できるため、時間の短縮や業務の効率化に繋がるでしょう。

BIMを活用し積算業務の効率化を図ろう!


BIMの積算方法について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。積算は建築物の維持管理や、建築の際の見積もりを出すために重要です。

この積算を高精度で効率よく行うためにも、ぜひBIMの使用を視野に入れてみて下さい。

BIMを活用して、積算業務の効率化を目指しましょう。


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