【建設業】新人現場監督への教育!ビジネスマナーの正しい教え方を紹介!
新人の教育では教えるべきことを詰め込んで重圧感を与えると逆効果になるケースが多くあります。教える側も計画を立ててステップアップさせていくことが大事です。
今回は新人にビジネスマナーを教えるにあたって内容や注意することなどをご紹介します。
社会人として心がけるべき姿勢
まず社会人としてルールを守ることや常識的な行動が大切であることを伝えましょう。求められる基本的姿勢は「報告・連絡・相談」、いわゆる「ほう・れん・そう」です。
「報告」は上司などからの指示について進捗状況などをまめに報告することです。
「連絡」は状況や情報を共有するため、関係者に知らせることです。
「相談」は判断に迷う時など独断で行わず上司や先輩、同僚などに相談する姿勢です。
このようなコミュニケーションを円滑にするためには礼儀も必要です。上司や部下に関係なくお互いに挨拶ができている社風だと、自然にコミュニケーションも円滑になってくるでしょう。
約束したことは必ず守り、不可能な場合はその旨と理由を伝えて相手に迷惑をかけないよう心がけます。また、役所関係や協力会社などさまざまな人たちと仕事を共にする機会が多いため、相手によって態度を変えることなく謙虚な姿勢で臨むことも大事です。
建設業界で必要なビジネスマナー
教育にあたっては内容に沿った資料を用意しておくといいでしょう。新人のマナーとして適切な言葉遣いは大前提なので、まず正しい敬語の使い方やビジネス用語などを指導します。
ビジネスマナーとして学ぶべき代表的な名刺交換と電話応対は、会社の第一印象を決めることがあるためきちんと指導します。名刺は先方とビジネスを始める時に交換する会社の代表であることを示すものです。
名刺は名刺入れから取り出し、基本的に両手で差し出しと受け取りを行うこと、ミーティングの間はテーブルに置いておくことなどを指導します。名刺交換の際には明るい表情ではきはきと話すことが好印象につながります。
電話応対では、早めに受話器を取ること、第一印象が大事なため状況に応じた挨拶や声のトーンに注意すること、メモを取ることや確認のため復唱をすることなどを指導します。また応接室の座席や車の座席などの優先順位も、いざという時困らないよう指導しておいたほうがいいでしょう。
大切な新人教育の意義
教育係だからとただ一方的に厳しく指導するのではなく、新人の立場や気持ちにも配慮しながら「育てる」という気持ちで指導することが大事です。当然、教育係として自分が手本になるような振る舞いも求められます。
指導した新人が一人前の社員に育つことで教育係としての達成感を得て、ひいては会社に貢献することにもつながるので大切な任務と思って取り組んでみてください。
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