わずか23時間、セレンディクスが3Dプリンター住宅を完成
家を24時間で創る
セレンディクス株式会社は2022年3月9日、愛知県小牧市の百年住宅(小牧工場)にて、日本初となる3Dプリンター住宅が完成したことを明らかにした。
同社は2018年8月に設立し、「家を24時間で創る」ことを目標に、先端のロボティクスを用いた3Dプリンターを使用し、可能な限り人の手を使わず、ロボットのみで作業が可能な設計に取り組んできた。
今回の施工では、海外のコンソーシアム参加企業である3Dプリンターメーカー2社と共同し、躯体を出力。
約20トンの躯体を3時間で組み上げ、防水処理や開口部等の住宅施工を23時間12分で完了した。
仕上げ施工のロボット化も
完成した世界最先端の球体住宅Sphere(スフィア)は、24時間以内で建設可能な設計により、時間とコストを削減するだけでなく、自然災害に強く被災地での安心と快適性の早期提供にも寄与するものだ。
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Sphereの開発はオープンイノベーションで進められ、80社以上が開発コンソーシアムに参加している。
同社は今後さらなる施工時間短縮を目標としており、特に時間のかかる外壁の塗装等の仕上げ工程を、3Dプリンターで出力できる設計に変更し、仕上げ施工箇所のロボット化を検討中だ。
鉄筋コンクリート造(RC造)でヨーロッパ基準の断熱性能をクリアしながら、高い日本基準の耐震性能を満たす球体住宅は、世界においても高度な技術を要し、今後さらなる耐震性能強化の実証も行われる。
コンソーシアム参加企業向けに、限定予約を開始し、グランピング・別荘・災害復興住宅に対応するSphere(10平米・300万円)の販売を進めていく。
(画像はプレスリリースより)
セレンディクス株式会社のプレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/300928
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