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建築用語の入隅・出隅とは何か?入隅と出隅に関する豆知識6つを紹介

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公開日時 2023.02.21 最終更新日時 2024.01.30

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こちらの記事では、建築用語の入隅・出隅についてご紹介いたします。

 


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建築用語の入隅と出隅とは?

建築用語の入隅と出隅とは、建物の二つの壁が内向きに入り合うことでできる角と、外向きに出合ってできる角の部分のことです。

どちらも面と面が交わる角を指す言葉で、入隅は凹になっている角、出隅は凸になっている角を意味する建築用語です。

建設現場では「計測基準点から入隅まで○mm」、「測定基準点から出隅まで○mm」というように、長さを測定する場合に使用されます。

入隅と出隅の読み方

入隅は「いりずみ」、出隅は「でずみ」と読みます。

また、濁らずに「いりすみ」、「ですみ」と読むケースもあります。漢字で見ると意味もわかりやすいですが、音だけで聞くと何を指しているのかわかりにくい言葉だと言えるでしょう。

どちらも建築用語としては頻出するため、読み方も含めて覚えておくと良いでしょう。

入隅と出隅の使用例

入隅と出隅はどちらも建築物の測定を行う際に使用される言葉です。

前述のとおり、建築現場では「計測基準点から入隅まで○mm」というように長さを測定する場合に使用されます。また、タイルや石材などを貼る場合にも、「基準点から出隅まで○枚タイルを貼る」というように伝えることがあります。

建築現場での測定時には当たり前のように使用される言葉ですので、現場で作業する場合には覚えておく必要があります。

入隅・出隅の建築方法

入隅や出隅部分は木材を斜め45度にカットし、突き合わせて作ります。

入隅や出隅の角の部分の巾木や縁ぶち、廻まわりなどは、木材を斜めにカットするのが本来の工法になります。ただし職人によっては直線にカットし、垂直に合わせているケースもあります。

直線にカットする場合は出隅のすき間が開いてしまいますので、内覧などを行う際には新築にも関わらず出隅のすき間が大きく開いていないかどうか確認すると良いでしょう。

入隅・出隅に関する豆知識6つ

入隅や出隅にはさまざまな豆知識があります。

建物の「角」を指す入隅と出隅ですが、単なる角ではなく、入隅や出隅について詳しく知っておくことで役立つことがあります。

ここでは、入隅・出隅に関する豆知識6つをご紹介しますので、ぜひ住宅の購入などを検討する際の参考にしてみてはいかがでしょうか。

入隅・出隅に関する豆知識1:入隅・出隅とコストの関係

入隅・出隅に関する豆知識の1つ目は、入隅・出隅とコストの関係についてです。

入隅や出隅が多い住宅はそれだけコストが高くなります。

入隅や出隅が多い家は、外壁面積が多い家ということになります。外壁の面積が増えるということは、それだけ外壁材のコストが増えるということになるため、材料にかかるコストが高くなります。

さらにコーナー部分は平面部分よりも施工に手間がかかることから、結果的に建築にかかるコストが高くなります。

入隅・出隅に関する豆知識2:出隅は人がぶつかりやすい

入隅・出隅に関する豆知識の2つ目は、出隅は人がぶつかりやすいという点です。

出隅は人や物がぶつかりやすいという特徴があります。

出隅は外側に出っ張っている角ですので、人がぶつかることも多いです。また、入隅も出隅も人の意識が向かいやすいこともありますので、出隅には特別にコーナーガードなどの保護部材が取り付けられるケースがあります。

入隅・出隅に関する豆知識3:入隅は壁紙などが損傷しやすい

入隅・出隅に関する豆知識の3つ目は、入隅は壁紙などが損傷しやすいという点です。

入隅は壁紙クロスなどが損傷しやすいという特徴があります。

前述のとおり入隅も人の視線が向かいやすい部分となっており、住宅の中では壁紙の色や仕上げの切り替えなどがよく行われる場所でもあります。

また、入隅は仕上げ材として使用されている壁紙クロスが乾燥し、ひび割れなどの損傷がもっとも発生しやすいという特徴があります。

ただし、壁紙クロスの補修は比較的簡単に行えますので、自分で補修することも可能です。

入隅・出隅に関する豆知識4:入隅や出隅に隙間がある場合とは

入隅・出隅に関する豆知識の4つ目は、入隅や出隅に隙間がある場合についてです。

入隅や出隅に隙間がある場合、質が低いなど問題がある住宅であると言えます。

住宅の内覧などを行う場合には、まず入隅の角材の結合箇所に隙間が開いていないかどうかチェックしましょう。新築にもかかわらず隙間がある場合、職人の腕が悪いか、急いで仕上げた質の悪い住宅である可能性が考えられます。

また、中古住宅の場合は時間が経つにつれて入隅や出隅に隙間が開いてくるのは避けられませんが、極端に開いている場合には注意が必要です。

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入隅・出隅に関する豆知識5:季節によって隙間の開き具合が変わる

入隅・出隅に関する豆知識の5つ目は、季節によって隙間の開き具合が変わるという点です。

木材は含有している水分によって伸縮することから、季節によって入隅や出隅の隙間の開き具合も変わってきます。

たとえば、冬季の空気が乾燥している時期と梅雨の湿気が多い時期では隙間の開き具合も大きく異なるでしょう。そのため、隙間をチェックする場合は、そのことを考慮する必要があります。

入隅や出隅の隙間対策方法

入隅や出隅の隙間はコーキング処理をすることで対策が行えます。

住んでいる家の入隅に隙間ができるのは建物の揺れや振動などによってだんだんと隙間が開いていくためですが、それを見越して入隅の壁紙クロスをカットし、コーキング処理をしておく方法があります。

壁紙をカットせずに貼ると壁紙が膨れたり、破れるといった別の被害が発生するケースがあるため注意が必要です。

入隅・出隅に関する豆知識6:入隅や出隅に補修が必要な場合とは

入隅・出隅に関する豆知識の6つ目は、入隅や出隅に補修が必要な場合についてです。

入隅や出隅の隙間があまりにも開いている場合は補修を行う必要があります。

住宅は長く住んでいる間に地震の揺れや振動などによって入隅や出隅に少しずつ隙間が開いていきます。そのため、少しの隙間はあるのは仕方ありませんが、極端に開いている場合は見た目も良くないですので、補修を行うようにしましょう。

入隅や出隅の補修方法

入隅や出隅の隙間は自分で補修することも可能です。

長年住んでいれば建物の入隅や出隅の隙間が開いてくるのは仕方がないことです。しかし、入隅や出隅に隙間が開いていると見栄えが悪く、補修したいという方も多いでしょう。

あまりにも酷い状態になっていない限り、隙間は見た目だけの問題ですので、壁紙クロスと同色のコーキング材などを使って補修することで直すことができます。

入隅と出隅に役立つグッズ3種

入隅と出隅に役立つグッズ3種

入隅と出隅は角材を組み合わせて作っているため、時間の経過とともにだんだんと隙間が開いてくるのは仕方ないと言えるでしょう。また、出隅は外側へ出っ張っているため、どうしても人がぶつかりやすい場所になってしまいます。

しかしそういった問題に役立つグッズがあります。ここでは最後に、入隅と出隅に役立つグッズ3種をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

入隅と出隅に役立つグッズ1:コーキング剤

入隅と出隅に役立つグッズの1つ目は、コーキング剤です。

コーキング剤は建築物の隙間を目地材などで埋めるものです。また、シーリング剤とも呼ばれており、住宅では特に水回りで使用するケースが多いです。素材にはシリコンやウレタン、アクリルなどの種類があります。

特に、水性であるアクリル製のコーキング剤は壁の隙間埋めに向いています。価格は容量や素材によって幅広く、安いものであればホームセンターに行けば数百円で購入できます。

入隅と出隅に役立つグッズ2:クロスの隙間埋め剤

入隅と出隅に役立つグッズの2つ目は、クロスの隙間埋め剤です。

クロスの隙間埋め剤は壁紙クロスを補修できるものです。コーキング剤と似ていますが、クロスの剥がれや隙間埋めに使用できるのりやパテもあります。特にパテタイプはカラーバリエーションがありますので、壁紙の色に合わせて補修ができます。

価格はコーキング剤と同じくホームセンターに行けば数百円から購入できます。

入隅と出隅に役立つグッズ3:コーナーガード

入隅と出隅に役立つグッズの3つ目は、コーナーガードです。

コーナーガードは角を保護する部材です。出隅は人や物がぶつかりやすいですので、コーナーガードを取り付けるのがおすすめです。コーナーガードは衝突の際に人への衝撃を和らげるだけでなく、出隅自体も守ることができます。

出隅に取り付けるのであれば、テープタイプの角を長く覆えるコーナーガードが良いでしょう。価格は数千円程度になります。

入隅・出隅を理解しよう

入隅や出隅は住宅にある2つの壁によってできている角のことです。

入隅も出隅も建築用語としては普通に使用される言葉ですが、家の中に入隅や出隅があってもこれまで呼び方を知らなかったという方も多いでしょう。

ぜひ、この記事でご紹介した入隅と出隅の概要や入隅や出隅に関する豆知識、入隅と出隅に役立つグッズなどを参考に、どこにてもある入隅や出隅についてより理解を深めてみてはいかがでしょうか。

 


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