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CAD利用技術者試験は受験すべき?取得メリットのある人や合格率も紹介

働く
公開日時 2022.08.23 最終更新日時 2024.04.09

こちらの記事では、CAD利用技術者試験は受験すべきなのか説明致します。

 


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「CAD利用技術者試験は受験しないといけないの?」
「受験するメリットはあるの?」

このように、CAD利用技術者試験について気になっていても、詳しい内容まで知らないという人や、受験するか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

本記事ではCAD利用技術者試験は就職に役立つのか、試験の種類と特徴、受験するメリットがある人について解説しています。

また、試験の勉強方法も紹介しているため、自分に合った勉強方法を見つけることができるでしょう。

これからCADの技術を習得しようと思っている人だけでなく、現在CADを利用していて、自分の能力がどのくらいあるのか知りたい人も、この記事を参考に、CAD利用技術者試験の理解を深めて受験してみましょう。

CAD利用技術者試験は就職に役立つ?


設計図や施工図を描く際にCADが使えることは、今や重要になってきていると言えるでしょう。

独学でCADの勉強をしたり、専門学校に通って習得したりするCADの技術ですが、その技術力を証明できる「CAD利用技術者試験」があります。

しかし、資格さえあれば就職できるという訳ではなく、あくまでも技術力の補足となります。

ですが、履歴書に書いてアピールすることができるため、資格を取得することにメリットはあるでしょう。

CAD利用技術者試験の種類と特徴


CAD利用技術者試験には2次元CAD利用技術者試験と、3次元CAD利用技術者試験の2種類あります。

ここからは、それぞれの受験資格や試験内容、日程について詳しく紹介していきます。

CAD利用技術者試験を受験してみようと考えている人は、是非参考にしてください。

出典:CAD利用技術者試験|一般社団法人コンピュータ教育振興協会

  • 2次元CAD利用技術者試験
  • 3次元CAD利用技術者試験

2次元CAD利用技術者試験

2次元CAD利用技術者試験は、CADの正しい知識を持ち、図面を正しく理解してCADでの製図を効率的にこなすことができるかなど、2次元図面の読み描きの技能を証明するための試験です。

試験には基礎、2級、1級があり、1級はさらに機械・建築・トレースの分野に分かれているため、1級受験の際は自分の業務内容に合った試験を選びましょう。

受験資格

受験資格は受ける試験によって異なります。

基礎と2級は、受験資格に制限はありません。1級の場合は、旧称号を含んだ2級または1級の資格を保有している必要があるため、1級を受けたと考えている人は注意しましょう。

試験の内容

試験内容も、基礎・2級・1級で異なります。

基礎の試験内容は、CADシステムの知識と利用、CADシステムのプラットフォーム(ネットワークの知識や情報セキュリティと知的財産など)、製図の知識、図形の基礎で、試験時間は50分です。

合格基準は総合の7割以上で、前年度の合格率は77.01%となっているため、比較的難易度は低いでしょう。

2級の試験内容は、CADシステムと製図で、試験時間は60分です。

合格基準は総合が7割以上に加え、CADシステムと製図で5割以上となっています。前年度合格率は55.70%となっているため、2級も比較的難易度は低いと言えるでしょう。

1級の試験には実技と筆記があり、さらに機械・建築・トレースのどれを受検するかによって、内容は異なります。

建築の場合は実技試験としてRC図と木造図の製図、筆記試験として建築製図の基礎知識と建築生産の電子情報に関する問題内容となっています。3つの試験時間は80分です。

合格基準は他の2つの試験同様、総合で7割以上に加え、実技と筆記試験共に5割以上となっています。

前年度合格率は前期のトレースで67.57%、建築で15%、機械で49.78%のため、建築の難易度が高い傾向にあるのがわかるでしょう。

出典:統計情報|ACSP 一般社団法人コンピュータ教育振興協会

日程

2021年の基礎、2級の申し込みは4月6日~2月28日まで行われており、試験は手続き完了次第随時実施しています。

合格発表は試験終了後即時発表しており、合格した翌日の10時に認定番号をマイページから確認できます。

1級の申し込みは前期が2021年4月6日~5月7日、後期が8月19日~9月28日でした。

受験日は前期が6月中旬頃、後期が11月上旬頃になります。合格発表は前期が8月中旬頃、後期が翌年1月中旬頃となっています。

受験日や申込期間は変更になる可能性があるため、事前にホームページで確認しておきましょう。

出典:CAD利用技術者試験|ACSP 一般社団法人コンピュータ教育振興協会

3次元CAD利用技術者試験

3次元CAD利用技術者試験は、3次元CADに関する知識や技能が証明できる試験です。

2次元では表現できない立体的な図を求められる場面が増えてきているため、2次元CADを習得した人の次なるステップとして受験することも多いでしょう。

試験には2級、準1級、1級があります。

受験資格

2次元CAD利用技術者試験と同様、受験資格は試験によって異なります。

2級の場合は受験資格に制限はありません。 準1級の場合は2級有資格者となります。

1級の場合は、半年以上の実務経験や1年以上の就学経験がある人が対象で、設計者やオペレーターの管理業務を目指す人向けの試験のため、受験資格は1級は2級または準1級有資格者となります。

出典:3次元CAD利用技術者試験 概要|ACSP 一般社団法人コンピュータ教育振興協会

試験の内容

試験内容も、2級・準1級・1級で異なります。

2級の試験内容は、3次元CADの概念、3次元CADの機能と実用的モデリング手法、3次元CADデータの管理と周辺知識、3次元CADデータの活用で、試験時間は60分の筆記試験です。

準1級の試験内容は、CADリテラシー・形状認識能力、2次元図面からのパーツモデリング能力で、試験時間は120分の実技試験になります。

1級の試験内容は、CADリテラシー・形状認識能力、アセンブリモデリング能力、2次元図面からのパーツモデリング能力で、試験時間は120分の実技試験です。

合格基準は共通で、各分野5割以上、および総合7割以上の正解率となっています。2020年後期の合格率は、2級で58.99%、準1級で59.98%、1級で36.82%と全体的に難易度は低い傾向にあるのがわかるでしょう。

出典:統計情報|ACSP 一般社団法人コンピュータ教育振興協会

日程

2021年の申し込みは2級が4月6日~2月28日まで行われており、試験は手続き完了次第随時実施しています。合格発表は試験終了後即時発表しており、合格した翌日の10時に認定番号をマイページから確認できます。

準1級・1級の申し込みは前期が5月13日~6月3日、後期が10月6日~11月1日でした。受験日は前期が7月中旬頃、後期が12月上旬頃になります。合格発表は前期が8月下旬頃、後期が翌年1月下旬頃となっています。

受験日や申込期間は変更になる可能性があるため、事前にホームページで確認しておきましょう。

CAD利用技術者試験を受験するメリットがある人3選


これまでCAD利用技術者試験について詳しく説明してきました。

では実際に、どのような人にCAD利用技術者試験を受験するメリットがあるのでしょうか。受験した方がいいのか迷っている人は、是非参考にしてください。

1:自身のスキルを証明したい人

まず、現在CADを実務で使っており、自身のスキルがどの程度あるのか証明したい人におすすめです。

受験することでどの程度技術力があるのか、また正解できなかったところについては自分の弱い部分を知ることができるため、今後のスキルアップに繋がるでしょう。

2:CADのシステム管理をしている人

CADのシステム管理をしている人も、CAD利用技術者試験を受験するメリットがあるでしょう。

試験内容には製図の技術力だけでなく、CADシステムの運用・管理と課題や情報セキュリティと知的財産など、システムに関する試験内容も盛り込まれています。

そのため、受験することでそれらの知識を再認識できるでしょう。

3:製図や設計の仕事に就きたい人

現在、CADを使った経験がない場合でも、今後CAD関連の仕事に就きたいと考えている人は試験を受けるメリットがあります。

2次元CAD利用技術者試験基礎は、そのような人を受験対象としているため、挑戦しやすいでしょう。

資格取得することで就職の際のアピールポイントにもできるため、まずは2次元CAD利用技術者試験基礎や2級から挑戦してみると良いでしょう。

CAD利用技術者試験の勉強方法4選


CAD利用技術者試験を受験してみようと思っていても、どうやって勉強したらいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。

さまざまな勉強方法があるため、以下を参考に、自分に合った勉強方法で受験してみましょう。

  • 独学する
  • CAD専門のスクールに通う
  • 通信講座を利用する
  • 職業訓練校を利用する

1:独学する

専門の学校に通わなくても、独学で受験することは可能です。

まずは、試験のガイドブックを用意しましょう。ガイドブックには試験問題と解答が掲載されているため、問題の傾向を掴むことができます。

また、試験によっては実技試験も含まれるため、パソコンとCADソフトも必要です。

CADソフトには無料で使用できるものと有料のものがありますが、有料ソフトは費用が掛かってしまうため、まずは無料ソフトを試してみると良いでしょう。

2:CAD専門のスクールに通う

独学では難しい、専門の先生にしっかり教えてもらいたいという人は、CAD専用のスクールに通うことをおすすめします。

費用は掛かりますが、資格取得に特化したコースがあったり、短期間での受講コースもあったりするため、効率的に学べるでしょう。

ただし、スクールによって費用やサポートが違うため、いくつか比較して自分に合ったスクールを選びましょう。

3:通信講座を利用する

家の近くにCAD専門のスクールがない、スクールに通う時間がないといった人には、通信講座の利用が便利です。

自宅で受講できるため気軽に始められます。講座も短期から長期までさまざまなタイプが用意されているため、自分に合った講座を選べるでしょう。

4:職業訓練校を利用する

独学が苦手でスクールに通いたいが費用は抑えたいという人には、職業訓練校を利用するという方法もあります。

職業訓練校は全国各地にあり、国が運営しているため受講料が低価格という特徴があります。受講パターンもいくつか用意されていることが多いため、近くに職業訓練校がある人は確認してみると良いでしょう。

CAD利用技術者試験を受験してみよう


CAD利用技術者試験について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

資格取得は必須ではありませんが、転職の際のアピールポイントになったり、自分の今の能力を確かめる判断材料にしたりメリットはいくつもあります。

CAD利用技術者試験について気になっている人は、是非この記事を参考にして受験してみてください。

 


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CAD利用技術者試験は就職に役立つ?

設計図や施工図を描く際にCADが使えることは、今や重要になってきていると言えるでしょう。
資格さえあれば就職できるという訳ではなく、あくまでも技術力の補足となります。
ですが、履歴書に書いてアピールすることができるため、資格を取得することにメリットはあるでしょう。

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