監理技術者の待遇は良い?給与相場について詳しく解説!


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こちらの記事では、監理技術者の待遇についてご紹介いたします。
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目次
監理技術者の役割とは?
監理技術者とは、「元請負の特定建設業者が請負代金の総額4,000万円以上(建築一式工事の場合は6,000万円以上)の工事現場に配置される技術者」を指します。
なお国または地方自治体、大型商業施設の工事で請負金額が3,500万円以上(建築一式工事ならば7,000万円以上)になると、監理技術者を専任で配置しなければいけません。
そんな監理技術者の役割は、工事が円滑に進むように現場管理や指導監督を行うことです。現場の管理の中には施工計画の作成、工程管理、品質管理などの技術面での管理も含まれています。
監理技術者になるために必要なこと
監理技術者になるためには、まず資格要件を満たす必要があります。監理技術者の資格要件は建設業の業種によって異なるものの、例えば土木工事業や建築工事業などの指定建設業(7種)であれば、1級建築士・技術士などの国家資格の取得が必要です。
また指定建設業以外の22業種の場合は、実務経験・指導実務経験を一定以上持っている人が資格要件を満たします。これは学歴や取得している資格の内容によって異なり、早くても2年以上の実務経験が求められるのです。
これらの資格要件を満たした上で、監理技術者講習を受け、講習受講証明書を受け取ることで監理技術者資格者証を交付してもらえます。
出典:建設工事の種類及び主任技術者・監理技術者の資格要件(H28.6.1以降適用)|福井市公式ホームページ
監理技術者を目指す5つのメリット
キャリアアップなどの理由で監理技術者を目指すかどうか悩んでいる時に参考にしておきたいのが、監理技術者を目指す上でどのようなメリットがあるのかという点です。
監理技術者は建設業の中でも重要な役割を担う存在であることから、企業からの需要や評価が高いという特徴を持ちます。そうすると転職やキャリアアップを目指しやすい、給料アップにつなげやすいなど様々なメリットにつながるのです。
ここからは、監理技術者を目指すメリットを5つ解説します。
1:需要が高く重宝される
建設会社が元請として一定金額以上の工事を請け負う際、現場の専任として監理技術者を常駐させることが義務付けられています。
つまり企業側としては大規模な工事をするためには監理技術者が欠かせない存在であり、資格取得者は業界内で需要が高く、待遇面なども配慮してもらえるなど重宝される存在となるのです。
2:経審の評価が良くなる
経審とは経営事項審査のことで、公共工事などに建設会社が入札を希望する際に客観的な評価を受けるための審査をいいます。
そして経審には能力評価制度と呼ばれるものがあり、技術者の保有資格で加算されるという仕組みもあるのです。特にレベルの高い技術者がいる建設会社は高く評価されやすく、入札もしやすくなります。
監理技術者も加算対象の資格なので、需要の高さや待遇面でも重宝されやすい理由のひとつとしてこのメリットが挙げられます。

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3:転職がしやすい
建設業界の中でもその重要性から需要が高く、重宝されやすい資格として挙げられているのが監理技術者です。
そんな監理技術者は実は名義貸しやアルバイトが建築業法に基づいて一切禁止されているため、掛け持ちしての仕事ができないようになっています。
これはデメリットのように見えますが、実際には名義貸しやアルバイトなどで監理技術者の供給が潤うわけではないため、むしろ現場が増えれば増えるほど監理技術者の需要がさらに高まる結果につながっているのです。
そのため転職しやすく、給与面や待遇面で転職先をゆっくり吟味しやすくなっています。
出典:建設工事の適正な施工を確保するための建設業法 |国土交通省
4:キャリアアップしやすい
監理技術者自体が、1級施工管理技士や1級建築士、技術士などの資格を取得していることが取得するための要件に含まれています。そのためキャリアアップのゴールとして、監理技術者を考える人も少なくありません。
実際に監理技術者は職業の地位が高く、業界内はもちろん、社会的な評価も向上しやすい資格です。そのため、キャリアアップを目指している人にとっては目指しておきたい資格のひとつだといえます。
5:給与アップが見込める
建設業界の中でも監理技術者の給与は比較的高く設定されているといえます。
そのため資格を取得した上で転職すると収入アップを目指しやすいほか、勤めている企業内での昇給や昇進など、キャリアアップによる給与アップも見込むことが可能でしょう。
このように実用性や需要が高い資格だからこそのメリットがある点は、大きな魅力となっています。
監理技術者の主な転職先とは?
監理技術者が転職を検討する際の選択肢としては、ゼネコンが挙げられます。ゼネコンは請け負う工事の金額が高くなりやすい傾向があることから、現場に専任として配置する監理技術者を欲しがっている企業が少なくないでしょう。
それに対して監理技術者の数が不足している傾向があるため、給与面や待遇面で転職先を考えたい人にとっては自身の経験や知識も活かせる転職先として人気が高くなっているといえます。
また敢えて転職ではなく、独立して自身の建設会社を開業するという人もいるでしょう。これは管理技術士としてだけではなく、施工管理技士や建築士としての実務経験が豊富であることが理由として考えられています。
ほかにも監理技術者が転職する先はいくつかありますが、特にゼネコンへの転職や独立開業がおすすめです。
監理技術者の給与などの待遇について知って転職を検討しよう
監理技術者は建設会社や工事現場にとっては欠かせない重要な役割を担っており、その需要の高さから給与面などの待遇を踏まえて重宝されているでしょう。そのため、キャリアアップを目指したい人におすすめの資格といえます。
その点を踏まえて、自分がどのような転職をした方がいいのか、監理技術者を目指している人であればどのような資格要件があるのかを検討することが大切なポイントといえるでしょう。
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