大林組は創業131年を迎えました。

1964年、アジア初の東京五輪でバスケットボール会場として使用された国立代々木競技場第二体育館や、2020年に完成した国際公認水泳場の東京アクアティクスセンターなど、人々の記憶に残るスポーツ施設を多数建設してきました。大林組はこれからも「ものづくり」の技術と知見を、時代に合わせて発展させ、人々の感動が生まれる豊かな未来の実現に努めてまいります。

数字でみる大林組

創業1892年
従業員数15,267人
海外拠点16国・地域
創業年数130年目
売上高17,668億円
グループ会社123社
2022年3月31日現在

実績

現在施工中の物件紹介 1

北海道ボールパーク(仮称)建設工事

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本工事は、日本ハム株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:畑佳秀)と株式会社北海道日本ハムファイターズ(本社:北海道札幌市、社長:竹田憲宗、以下「ファイターズ」という)がめざす、「スポーツと生活が近くにある、心と体の健康をはぐくむコミュニティ」実現の核となる工事です。

「"北海道のシンボル"となる空間を創造する」をコンセプトに、食とスポーツを有機的に融合させることで健康を育み、ファイターズのフランチャイズである北海道の道民、市民、ファンの方々が愛着と誇りを持てる施設をめざすとともに、選手のパフォーマンスが最大限活かされるスタジアムを核として、国際競争力を有するライブ・エンターテイメントタウンをも実現することが求められていました。
本工事は、技術提案型の総合評価方式にて、設計・施工者を一括で選定することとされており、大林組は、米国テキサス州アーリントンにて現在建設中のGlobe Life Field(テキサス・レンジャーズ本拠地)やウィスコンシン州ミルウォーキーのMiller Park(ミルウォーキー・ブルワーズ本拠地)など数多くのスタジアムの設計実績を持つHKSと共同で応札しました。

HKSの豊富な実績に基づく豊かな「発想力」と、大林組の高い「技術力」を組み合わせ、北海道にふさわしい豊かな自然環境を活かしたボールパークを提案しました。その中心となるスタジアムは、快適な観戦環境の確保と天然芝フィールドの実現を目的に、日本最大級の可動屋根を採用し、今までにない特徴的な外観を創出しました。また、訪れるすべての人が楽しめるよう、多様な観戦スタイルの提案やフィールドが見渡せる360°コンコースの採用など、新たな観戦体験が可能な計画としています。
今般、これらの提案が評価され、大林組とHKSが設計・施工者として選定されました。両社はこれまでの経験に基づく、豊富な知識やノウハウ、高い技術を存分に発揮し、ファイターズのめざす"北海道のシンボル"として、世界に誇れるボールパークを実現していきます。

現在施工中の物件紹介 2

東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

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「東京駅前八重洲一丁目東地区」は、「A地区」と「B地区」に分かれていますが、「B地区」の概要は、地上51階、塔屋1階、地下4階、高さ約250mです。特定業務代行者は「東京建物、大林組」です。総事業費は約2,104億円の予定です。

現在は、「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業に係る既存建物解体及びインフラ切回し工事」が行われています。「解体工事のお知らせ」によると、工期は2020年4月1日~2021年9月末日(予定)で、「大林組」の施工により行われています。

「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」では、大規模なバスターミナルや回遊性の高い歩行者ネットワークを整備するとともに、カンファレンスや外国語対応の医療施設等を整備することで、国際都市東京の国際競争力の向上を図ります。

現在施工中の物件紹介 3

OY Project 日本初の高層純木造耐火建築物 大林組次世代型研修施設

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大林組は現在、柱・梁・床・壁などの地上の主要構造部をすべて木材とした日本初の高層純木造耐火建築物「OYプロジェクト」の建設を進めています。木材の積極的な利用は循環型社会の推進を促し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みと考えます。このたび、世界でも類を見ない新たな木造建築のスペシャルサイト「OY Project」を公開しました。

OYプロジェクトは、神奈川県横浜市に建設中の大林組の次世代型研修施設で、木造の柱・梁として世界初の3時間耐火を取得した「オメガウッド(耐火)」を用いた地上11階建ての建物で、2022年3月の完成をめざしています。木を活かし自然を取り込むデザインとしており、コミュニケーションを誘発し、イノベーションの促進や企業文化の醸成を図り、これからの知を育む大林組の新たな拠点となります。

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現在施工中の物件紹介 4

宇宙エレベーター建設構想

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半世紀にわたる宇宙開発の進展により、人類が宇宙へ進出する目的は多様化しました。
しかしその可能性をさらに広げていくためには、人や物資の経済的かつ大量の搬送が不可欠です。

地球と宇宙の間をケーブルでつなぎ、電車に乗るように宇宙へ行き来ができる宇宙エレベーターが実現すれば、さまざまな分野での可能性が広がるでしょう。

大林組では2012年に建設の視点から宇宙エレベーター構想を発表しました。全長96,000kmに及ぶケーブルで人や物資を宇宙に運ぶ、その実現に向け、産学連携での実験を進めています。

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