大手建設会社で優秀な事務として現場を支える!必要な資格やスキルとは


最短30秒で予約!転職のプロに相談しよう
施工管理として今より良い条件で働きたい方は、夢真にお任せください!
こちらの記事では、大手建設会社で優秀な事務として現場を支えるために必要なことについてご紹介いたします。
この記事をお読みの方におすすめの求人
株式会社夢真が運営する求人サイト「施工管理求人サーチ」の中から、この記事をお読みの方にぴったりの「最新の求人」をご紹介します。当サイトは転職者の9割が年収UPに成功!ぜひご覧ください。

目次
建築会社の事務の仕事内容とは
建築会社には、施工管理や設計、技術などの専門的な技術職だけでなく、事務職や営業職として働く社員がいます。建築会社の事務の仕事内容は、一般企業と同様、見積書や請求書の作成、入出金の管理、経費精算、電話や来客の応対、コピーなどです。
さらに、設計補助としてCADを扱ったり、営業アシスタントとして営業資料を作成したりすることもあり、仕事内容は多岐にわたります。
建築会社の事務に必要な資格
建築会社の事務職の求人に応募するのに、必須となる資格はありません。しかし、事務職として働くためには、ある程度のPCスキル、コミュニケーション能力などは必要になるでしょう。
また、経理を担当する場合は建設業界特有の勘定科目を使用するなど、専門的な知識が必要になります。また、簿記やCADのスキルがあると重宝されるでしょう。
なお、建設会社の事務職に転職する際、有利になる資格については後述します。
建築会社の事務の一般的なスケジュール
建築会社の事務職の一般的な仕事の流れは、まず来客や会議などスケジュールから始まります。そして、動かせない予定の合間に、経理業務や電話・メールの応対、書類作成、備品の補充などを行います。
突発的な電話や来客、上司からの業務依頼にも対応する必要があり、それに長い時間を割かなければいけない場合もあります。
建築会社で事務として働く5つのメリット
建築会社の事務の仕事内容は会社によって任される範囲が異なるものの、他業種の一般事務のそれと大きな差はありません。ただし、一般企業の事務職と大きくは変わらなくても、建築会社の事務職ならではのメリットもあります。
ここでは、建築会社で事務社員として働くメリットを見ていきましょう。
- 挑戦しやすい
- 労働環境が良い
- 様々なスキルが身につく
- CADを学べることもある
- プロジェクトが成功した達成感を味わえる
1:挑戦しやすい
建築・建設会社の事務職は特別な資格を必要としないため、大手建設会社でも求人に応募しやすいでしょう。特に、建設業界は若い人材の供給が需要に追いついておらず、全体的に人手不足が深刻化しています。
この業界での勤務経験がなくても、建設業で働きたいという人はトライしやすいでしょう。
2:労働環境が良い
建築・建設業界はヘルメットをかぶった作業服の男性ばかりが働いているイメージを持たれがちですが、最近では女性も増えています。また、男性が多い職場であるため、かえって女性に対する配慮が定着している場合もあります。
一方、突発的なトラブルなどがなければ、自分で自身の仕事のスケジュールを管理できるため、比較的残業が少ない傾向にあります。施工管理や技術などは残業や長時間労働が当たり前になっていますが、事務職に限っては労働環境が良い場合が多いでしょう。
3:様々なスキルが身につく
建築会社の事務職の仕事内容は多岐にわたるため、特に大手建設会社では幅広い知識を身につけることができるでしょう。
たとえば、経理を担当する事務員は建築・建設業界の専門用語に慣れる必要があります。この知識を一度習得すれば、別の建築・建設会社に転職しやすくなるでしょう。
その他、任される仕事によっては、建築関連法令や基準、権利、PC、営業補助など様々なスキルを習得することができます。多くのスキルを身につければ、どこの職場でも優秀な事務社員として重宝されるでしょう。
4:CADを学べることもある
建築会社で事務職として働くと、設計補助としてCADの操作を頼まれることがあります。そのため、CAD未経験者でも基礎的なスキルを身につけられる場合があります。
CAD操作を習得しておくと、将来転職を考える際に選択肢が広がります。CADのスキルを磨いて、CADオペレーターとして活躍する道や、製造業やアパレル業など多くのCADを必要とする分野への道も開けてくるでしょう。
5:プロジェクトが成功した達成感を味わえる
建築・建設会社における仕事の大きなやりがいは、自分が取り組んだ仕事が目に見える形となり、世の中に残り続けるということです。プロジェクトが大きいほど利用者も多く、社会貢献度も高くなります。
建築物の建設過程を見守ることができる高揚感や完成した時に味わえる達成感は、その仕事に携わった関係者ならではの魅力でしょう。
建築会社で事務として働くデメリット
建築会社の事務職はメリットが多いものの、一方でデメリットを感じる機会もあります。
基本的に男性が多い建築・建設業界では、「お茶出しや買い出し、コピーは女性の仕事」と古い考えを持った男性社員もいるため、不快な思いをすることもあるでしょう。また、職人気質の気難しい社員が多い場合もあります。
建築会社の事務職ならではのデメリットをまとめました。
プロジェクトごとに職場が変わる
特に大手建設会社では、建設現場に常駐する事務職である「建設事務」に就くと、建築プロジェクトの開始から終了までが一区切りとなり、一つのプロジェクトが終わると次は別の現場に移動することになります。
一つの現場に勤務し続けられないことで落ち着かない上に、雇用形態が期間契約の場合は、雇用契約が終了する可能性もあります。絶えず次のプロジェクトや転職先のことを考えておかなければいけない不安定さはデメリットとなるでしょう。
日々の業務が一定ではない
建築会社の事務職は、一般事務の仕事に加え、建築・建設現場特有の業務が含まれることもあります。そのため、毎日定まったルーティンワークではなく、電話対応や接客、突発的な依頼などで、定例の業務が中断されることもしばしばあります。
他社や本社屋と現場の事務所間を忙しく行き来したり、多くの人とコミュニケーションをとったり、マルチタスクをこなしたりすることがつらいと感じる人にとっては、どんなに優秀でも苦痛となるでしょう。
建築会社で優秀な事務となるために必要な4つのスキル
前述したとおり、建築・建設業界の事務職になるために必須の資格はありません。しかし、その業界の事務職ならではの必要なスキルもあります。
大手建設会社の高い競争率を勝ち抜いて採用されるには、それらのスキルを身につけておくと良いでしょう。大手建設会社などで優秀な事務社員として認められるために習得すべきスキルを紹介します。
- 事務の経験
- あらゆる状況に臨機応変に対応ができる
- コミュニケーション能力
- PCや事務処理のスキルが高さ
1:事務の経験
事務職として働く上で同じ事務職の経験は重要です。さらに、それが建築・建設業界の事務経験ならより重宝されるでしょう。
場所や業界が変わっても、事務職の基本的な業務は共通しています。しかも、同じ業界ならば、特有の経理手法やCADに関するスキルにも慣れている可能性もあり、他の職種のサポートにも回れる優秀な事務員として評価されるでしょう。
2:あらゆる状況に臨機応変に対応ができる
特に、建設事務所などでは突発的な事案が発生することが多く、事務職もその影響を受けます。電話対応から即時に解決するための作業が発生したり、来客への応対や会議などの動かせない業務の間に経理業務を組み込んだりするなど、状況に応じて臨機応変な対応が求められます。

ゼネコンの求人、たくさんあります
業界最大級の求人数の中から、
年収にも働きやすさにもこだわった
「ゼネコン」の求人をどうぞ。
※転職成功率を上げたい人、コンサルタントに最適な求人を紹介してほしい人は2件以上の応募がおすすめです!
また、事務所と現場間の往復をしたり、働く事務所が一定期間で変わったりすることが苦にならない人が向いています。そして、あらゆる状況に柔軟に対応できる人が、優秀な事務社員として現場をサポートできるでしょう。
3:コミュニケーション能力
建築・建設業界に限らず、優秀な事務社員は高いコミュニケーション能力を持っています。事務職は電話やメール、来客の応対が必須であり、コミュニケーション能力が必要になります。
また、あらゆる職種の社員と関わり協力しながら仕事を進めていき、時に連絡を取り合ったり、業務を依頼されたりします。電話に出たくない、1人で仕事がしたいという人に事務職は向いていないでしょう。
4:PCや事務処理のスキルの高さ
事務処理能力も、業界に関わらず事務職に必要となるスキルです。ミスなく正確に書類を作成するなどのWordやExcelの基本的なPC作業のスキルは必要条件となるでしょう。
また、建設業界特有の勘定科目があるため経理の勉強が必要であったり、簿記に関する知識は他の事務職よりも重視されたりする傾向にあります。さらに、CAD操作ができると優秀な社員として歓迎されるでしょう。
建設事務で収入に差が出るポイント
建設事務に就職した際の給与について、どういったポイントで決まるのか気になる方もいるでしょう。しかし、基本的には一般の事務職と変わらず「経験年数」や「資格に有無」によって決まります。
ここからは、給与に影響を与える「経験年数」や「資格」について詳しく解説していきます。
経験年数
現在、特に外資系企業は成果主義を取り入れ、年齢や勤続年数ではなく成果によって昇給していく企業も多いですが、建築・建設業界ではそういった企業は少ないと言えるでしょう。
建築・建設業界は、プロジェクトごとにチームで仕事を進めていくため、個人の実力を評価するのが難しい側面があります。そのため、大手建設会社でも、基本的に入社後10年ほどは一律に昇給していくのが一般的です。
勤続年数が増えると、経験や実績によって信頼されて大きな仕事を任されると同時に、役職も与えられてそれに応じた収入が見込めるでしょう。
資格の有無
建築・建設業界で収入を上げる大きな要素は、堅実に一つ一つ資格を取得していくことです。これは、技術職だけでなく事務職でも同様と言えるでしょう。
会社によっては資格手当による収入増が期待できるだけでなく、昇進への近道にもなります。時間と努力が必要ですが、収入アップする確率が高い手段です。
また、もっと早急に結果を出したい場合は、実績と資格を武器に今より大きな規模の企業に転職するのも一つの手です。
大手建設会社と中小規模の建築会社の求人内容の違い
建設業界は企業規模が収入や仕事内容に大きく影響し、求人に関しても同様です。
ゼネコンなど大手建設会社の場合、女性の活躍を積極的に推進する傾向にあります。また、クライアントに近く元請けとなる大手建設会社は、自社の利益を確保しやすく、それが給料にも反映されます。
一方、ゼネコンの下請けであるサブコンなどの中小規模の会社は、設備工事など工程の一部を請け負います。事務職の仕事としては、比較的少人数で仕事を行うため、CADなど事務職以外の業務も任されやすいでしょう。
さらに、小規模の会社では複数の工事や現場をかけもちしているケースも多く、大手建設会社に比べて雑用を含めた幅広い業務をこなせる人が求められるでしょう。
建築会社の事務で役に立つ主な5つの資格
建築会社の事務は業務範囲が広いため、役立つ資格も幅広いという特徴があります。建築会社で優秀な事務職として現場を支えるためには、前述したようなスキルとともに、資格を持っておくとより役に立つでしょう。
また、実績の評価がしづらい事務職の転職において、資格は自分のスキルを示す客観的な指標となります。建築会社の事務において役に立つ資格をまとめました。
1:日商簿記検定試験
「日商簿記検定試験」は、企業の経営成績や財務状態を適切に管理するために必要なビジネススキルである簿記の能力を確認する試験です。1級・2級・3級・簿記初級・原価計算初級があり、これまで7700万人の受験実績を誇る簿記検定です。
簿記の技術を身につけることで、正しく帳簿をつけられたり、自社の経営状況や収益率などを正しく把握、分析できたりするようになるため、事務職がまず取得していきたい資格です。
2:建設業経理検定試験
「建設業経理検定試験」は、建設業に特化した経理業務のスキルが問われる試験です。一般社団法人 建設業振興基金が主催する民間資格で、難易度によって「建設業経理士検定試験」は1~2級に、「建設業経理事務士検定試験」は3~4級に区分されています。
初歩的な建設業の簿記から、原価計算、会社会計、財務諸表および財務分析などの理解が問われるため、この資格は建設業の経理などに有用であり、資格取得者は転職時に大きな武器となるでしょう。
3:宅地建物取引士資格試験
「宅地建物取引士」は、宅地・建物の売買や、賃貸物件を仲介する業務を行うために必要な国家資格で、宅地建物取引業を行う企業では、従業員5人のうち最低1人の宅建士を配置する義務があります。
「宅地建物取引士資格試験」は、一般社団法人 不動産適正取引推進機構が行っており、宅地・建物に関する法令や権利、取引、需給などに関する知識を必要とします。
特に不動産業界で役立つ資格ですが、宅地や建物に密接にかかわる建設業の事務職が取得していると、実務にも役立つでしょう。
出典:宅地建物取引士資格試験|一般社団法人 不動産適正取引推進機構
4:建築CAD検定試験
「建築CAD検定試験」は、一般社団法人 全国建築CAD連盟が主催する民間の資格試験で、CADを使って建築用図面を描くスキルを測ります。准1級・2級・3級・4級があり、実技試験で建築図面やCADシステムの機能に関する技術が問われます。
建築・建設業界においてCADのオペレーションは欠かせないスキルで、事務職であってもCADを扱えるかどうかで評価に差が出るでしょう。また、他の製造業やアパレル業界に転職する際も有利に働く可能性があります。
5:CAD利用技術者試験
「CAD利用技術者試験」は、一般社団法人 コンピュータ教育振興協会が主催する民間の資格試験で、「2次元CAD利用技術者」は1級・2級・基礎、「3次元CAD利用技術者」は1級・準1級・2級と分かれています。
CADに関する知識が問われ、上位試験になると実技試験となります。CADに関する知識を体系的・総合的に学べることや、CADに関するスキルを証明できるメリットがあるでしょう。
出典:CAD利用技術者試験|一般社団法人 コンピュータ教育振興協会
建築会社の現場を支える優秀な事務を目指そう
建築会社や建設会社における事務職は、概ね一般的な事務職と同様ですが、一部業界独特の特徴もあります。特に、女性社員がほとんどいなかったり、プロジェクトごとに職場が変わったり、経験のないCADの操作を頼まれたりする場合は、戸惑うこともあるでしょう。
雇用のミスマッチを防ぐためにも、事前に建築・建設業界特有のスキルや資格について知識を得ておくと良いでしょう。様々な状況に柔軟に対応し、現場を支えられる優秀な事務社員を目指してみてください。
この記事をお読みの方におすすめの求人
株式会社夢真が運営する求人サイト「施工管理求人サーチ」の中から、この記事をお読みの方にぴったりの「最新の求人」をご紹介します。当サイトは転職者の9割が年収UPに成功!ぜひご覧ください。
当サイトの記事は基本的には信頼性に足る情報源(公共機関や企業サイト、または専門家によるもの等)をもとに執筆しており、情報の正確性・信頼性・安全性の担保に努めていますが、記事によっては最新の情報でない場合や情報の出典元表記や正確性が充分でない場合があります。予めご了承ください。
おすすめ求人

編集部
建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
このコラムでは上記の実績と知見を活かし、建設業界で働く方の転職に役立つ情報を配信しています。
株式会社夢真 コーポレートサイト